(2005年07月17日付 日記)


トゥーシスターズ

それは夕飯後でした。
部屋でベリーズのツアーDVDパンフを見終えたあと、ふと民放に戻すと、なにやら8chでキャワワなトラの赤ちゃんが出ているじゃ御座いませんか!!!
オイラはキャワイイものは、人間も動物も大好きなので、
 
(*やぎ)∩<ヲイ!なんだこの萌え番組は?!ポチたまか?!動物奇想天外か?!
 
とか思ってみていると、どーやら映画でトゥーブラザーズの模様・・・。
で、この番組。スッゲェ、トラの赤ちゃんがキャワええのですよ!!
タイトル通りトラの兄弟のお話なんだけど、お兄ちゃんトラはしっかり者で、弟のトラはすんごいヘタレなの。
弟はアナグマみたいなちっこい動物にすら追っかけられて、木の上に登って逃げちゃうんだけど、下にアナグマがずっと居るから木から降りるに降りられなくて、挙句足まで滑らせて困ってるの。
そしたらそこにお兄ちゃんトラが颯爽と現れて、アナグマを追っ払って助けてくれるのよ。
そんなトラの兄弟を見ながらね、オイラは思ったさ・・・。
 
 
(;やぎ)<なんじゃこりゃ!まるで、りしゃみやじゃねぇーか!!(アフォ
 
 
つーわけで、アフォなオイラはお兄ちゃんトラを「みーやん」、弟トラを「りーちゃん」と名付けて、勝手にりしゃみやドラマに脳内変換して見てました。
 
ノノ;∂_∂ル 州;‘ o‘リ<アフォすぎる・・・。
 
したらもう、萌える萌える!!w
で、ついでなのでりしゃみや変換でテキストを書いていたら、自分でも驚くほどに長くなってきたので、前後半に区切りますわ。
ホント、アフォでごめんなさいw
ちなみに『トゥーブラザーズ』のネタバレを多大に含みますので(全編ストーリーばれします)別枠で上げますわ。
今後見る予定のある人は、絶対見ないで下さいね。
つーか途中から見たので、最初20分ぐらい解りませんので、最初の方はかなり端折ってあります。テキトーなテキストでごめんだぽ。
 


トゥーシスターズ ―前編―



トラの赤ちゃん、みーやんとりーちゃんは、ジャングルの奥地にある遺跡の中で、
お母さん(ももち)とお父さん(友理奈様)と、4人仲良く暮らしておりました。

ところがある時、遺跡の無断発掘でハンター藤本がやってきてしまうのです。
そして、ヘタレのりーちゃんはももちが優先的に助けだしたが、しっかり者のみーやんは一人遺跡に取り残されてしまいます。
みーやんに忍び寄るハンターの影。
しかし、みーやんがハンターに今にも撃たれる!!という場面に、友理奈様が駆けつけ、ハンター藤本と格闘の末、友理奈様が代わりに撃ち殺されてしまうのです。
そして、残されたみーやんは、藤本さんに捕まってしまうのでした。

川VvV)つ<ほら、うまいぞ。飲めよ・・・

ノノ ∂_∂ル<・・・・・・・・

みーやんは最初、藤本さんに懐こうとはしませんでした。
しかし、藤本さんが自分の好物のハチミツドロップをなめさせてあげると、それを気に入ったらしく、みーやんは藤本さんに懐くようになります。
藤本さんもみーやんがカワイイらしく、なんだかんだでみーやんを可愛がります。

しかし・・・哀しいかな。
藤本さんは盗掘の罪に問われ、お役人に捕まってしまうのでした。
そしてみーやんもまた飼い主を失い、原住民の強欲村長の手で、売りに出されてしまうのです。
しかし!!そんなみーやんを黙ってみているハズ御座いません。
そう、我らがももちです!!!
 
州*;‘ o‘;リ<みやを助けるんだもん!!
 
とばかりに付いて来たりーちゃんを引き連れ、ももちはみーやんを運ぶ車に乗り込みます。
 
ル;’‐’リ∩<みやを返せテメー!!!!
 
だが、運転手は車を大きく左右に揺らし、ももちを振り落としてしまうのでした。
 





 

こーして救出適わず、結局売りに出されてしまったみーやん。
彼女が売りに出された先は、なんと見世物小屋でした。
そう、サーカスです!!サーカスでショーをさせられちゃうのです!!
つーか、これはまさに・・・。
 
 
(;やぎ)∩<セクシーオトナジャンの時、オレが考えてたネタと同じ展開じゃねーか!!
 
 
オレが考えてたネタ↓
 
『台湾マフィアに拉致られて、闇カジノのステージで無理やりショーをさせられて、そこに来ていた暗黒街のドンに凄く気に入られて、一晩いくらで買われてしまい、ドンの屋敷で囲われて「お前、もしかしてまだ12、3やろ?よっしゃ、ワシがワシ好みのヤラシイ女にしたるわ!」言われて、クスリやらなんやらの快感を覚えさせられて、次第に快楽へと堕落していく・・・』
 
 
・・・ヤヴァイ。 ますますこのトラが、雅たんにしか見えなくなってきたw
そして、そんなみーやんの檻の隣には、先輩ドラのまーさんが入っていました。 
 
ノノ;∂_∂ルつ<ねぇ、あなたも捕まったの?ねぇ?!どーやったら逃げられる?!
 
みーやんは隣のまーさんに呼びかけますが、すっかり腑抜けにされ、野生を失ったまーさんは、
 
从o゚ ‐ ゚从<もう、諦めな・・・ムリだよ。諦めて人間に懐いちゃいな・・・
 
とばかりに、みーやんの相手をしようとはしないのでした。



 
 
 
 
一方、その頃――。
 
ももちとりーちゃんは、平凡にジャングルの奥地で暮らしていました。
しかし。
アフォのりーちゃんはちょうちょにおちょくられた挙句、ちょうちょを追って行くうちに、人間の仕掛けた鳴子に引っかかってしまいます。 
しかも、罠だと気づかず、しばらくジャレ続ける始末・・・。
しばらくして罠である事に気づいたりーちゃんは、なんとか逃げ出しますが、ももちに
 
ル;’‐’リ∩<なにやっとんねん!!
 
と、どつかれてしまいます。(ホントにお母さんトラにどつかれててキャワいいの)
このままでは人間に捕まってしまう。
急いで逃げ出す2人ですが、なんとももちが落とし穴のワナにかかってしまいます。
 
州;‘ o‘リつ<ももー!!!
 
ル;’‐’リ∩<来るんじゃねぇ!逃げろ、梨沙子!!
 
しかし、ヘタレのりーちゃんは落とし穴を覗き込んでいるウチに、足を滑らせて落とし穴に転落してしまいます。
そして、そんなワナを仕掛けた人間こそ、例のハンター藤本なのでした。
 
川VoV)つ<よし、落とし穴に蓋をしろ!!!
 
そうです。藤本は無罪放免の変わりに、ある依頼を矢口長官から受けたのでした。
それはあやや殿下のご機嫌を取る為に、狩猟を成功させること。
あらかじめトラを捕獲しておき、そのトラを放遂する事で、そのトラを撃たせる算段なのでした。
 
で、問題の狩猟の日です。
長官の家族、そしてあやや殿下が原っぱへと訪れます。
そしてももちとりーちゃんは、予定通り、落とし穴から開放されるのでした。
しかし、周囲を人間に囲まれていることを悟ったももちは、りーちゃんをくわえて近くの穴ぐらに突っ込みます。
  _, ,_  
ル ’‐’リつ<いーか、梨沙子。ここにいるんだぞ、出るんじゃねーぞ!
 
州*‘ o‘リ<もも・・・・
 
そして、ももちは人間を梨沙子に近寄らせないため、あえて人間の元へと向かいます。
そこには銃を構えた人間が複数。殿下も銃を構えます。
 

  _, ,_
ル;’ー’リ<ケッ!ふざけやがって。この腐れ外道どもが!!!

 
ももちは牙をむき、一直線に人間の元へと襲い掛かります。
しかし、あやや殿下のライフルはももちの右耳を見事突き破るのでした。
倒れるももち。
藤本はあやや殿下にライフルを差し出します。
 
川VoV)つ<さぁ、とどめを・・・
 
しかし、矢口長官はそれを拒みます。
 
( ;^◇^)<失礼なことをするな。一撃必殺が殿下のお父上のモットだ
 
从 ‘ 。‘)<私は父上じゃない・・・
 
( ^◇^)<もちろん!ですが、銃の腕前は同じ。お見事です!!
 
しかし、あやや殿下が記念写真を撮るべく、トラを踏みつけた瞬間。
ももちは目を覚まし、踏みつけるあやや殿下を弾き飛ばしてジャングルへと逃げ込むのでした。
 
その一方・・・。
一緒に狩に来ていた長官の一人息子の舞波は、自分の飼い犬が穴ぐらの中へと吠え続けているのを見つけます。
 
从 ’w’)<ん?何かいるの?
 
舞波が穴を覗くと、中には赤ちゃんドラのりーちゃんが、一人怯えている姿が見えました。
舞波は嬉しそうにりーちゃんに手を差し伸べます。
 
从*’w’)つ<怖がらないで。おいで・・・
 
州*‘ o‘リ<・・・・・・・・・・・。
 
こーして、りーちゃんは矢口長官の子供、舞波に飼われる事となるのです。


そんな、りーちゃんと舞波の生活は実に幸せでした。
舞波はりーちゃんとかくれんぼをしたり、一緒に寝たり、元々おとなしいりーちゃんは、矢口家ですっかりペットとして溶け込んでしまうのでした。
しかし。
その幸せも長くは続かないのです・・・。








そして、その頃―――。
サーカス団に売られたみーやんは、人間に懐くこともせず、エサも全く摂ろうともせず、グッタリやつれきってました。
どんなに高い肉を与えても、食べようとはしません。

(●´ー`)つ<このままじゃ死んじゃうべさ!!!

しかし、プライド高いみーやんは「人間にへつらうぐらいなら死んでやる!」とばかりに拒み続けます。
すると――。
そんなみーやんに心打たれたのか、今までみーやんを相手にすらしなかったまーさんが、ついに動きます。
グッタリしているみーやんに、隣の檻からしっぽだけ出して、みーやんの体に触れてあげるのでした。
ゆっくりと目を覚ますみーやん。久々の親トラのしっぽの感覚に、夢中でじゃれつきます。
そして、そんなみーやんに、まーさんは優しい親トラの目で語るのでした。

从o゚ー゚从<・・・アンタは立派な子だね。私とは大違いだ

从o゚ー゚从<だからこそ。イイ?死んじゃだめだよ、強く生きるんだよ

ノノ ∂_∂ル<・・・・・・・・・・・まーさん


そして、夜。サーカスが始まります。
「血に飢えた猛獣」の呼び名でまーさんはステージに向かいますが・・・

川‘〜‘)||<こんなの出しても、恥かくだけ。売っぱらえば?

从#~∀~从<こんな老いぼれ、誰が買うっちゅーねん!一銭にもならんわ!!

まーさんはステージに向かいがてら、みーやんの檻を見ます。
そこには、生きる為にエサを食べるみーやんが居ました。
まーさんはみーやんを優しく見つめると、ステージへとゆっくりと向かうのでした。

从#~∀~从つ<早よいけぇ!少しは血に飢えた野獣らしくしぃな!!!









――長官の家――

すっかり矢口家のペットとして溶け込み、テーブルの下で舞波と遊んでいるりーちゃん。
そして、すっかり矢口長官に気に入られた藤本さんは、矢口家でご馳走になっていました。
早くに本国へ帰りたいが、長官に釈放された手前、この長官に恩義を返さないことには帰国出来そうもありません。

( ^◇^)<あのさぁ、藤本。ちょっとお願いがあるんだけど・・・

川VoV)<ん?なんですか?

( ^◇^)<例のメス虎の毛皮だよ。

(;^◇^)あやや殿下は狩でメンツを失って意固地になってる・・・

川;V‐V)<・・・・・・・・・・・・・・

( ^◇^)<アンタなら出来るだろ?なんせ、ハンターなんだから・・・

するとその時、いたずらマンのりーちゃんが、お手伝いさんの呼び出しベルをうっかり鳴らしてしまいます。
「お呼びですか?」と食卓を尋ねるお手伝い、そして、お手伝いと一緒に部屋に入り込んでしまった矢口家の飼い犬。
ヘタレのりーちゃんは、犬に吠え掛かられてしまい、ビックリしてテーブルの上に逃げようとしますが、

州 ;‘ o‘;リ<怖いんだもん!怖いんだもん!!!

从l|l’w’)つ<だ、ダメだよ、りーちゃん!!!

りーちゃんはテーブルクロスごと、お料理を落っことしてしまうのでした。





――サーカス団――

藤本はとあるサーカス団を訪れます。
やはり、例のメス虎(ももち)を撃つのは気が引ける藤本は、代わりの毛皮となる虎を探しに来たのでした。
すると、藤本はサーカス団で意外な再会を果たします。

川VvV)<お前・・・ここに売られてたのか?

ノノ ∂_∂ル<・・・・・・・・・・・・

川V-V)<そんな目で見るなよ。狩を知らないお前を生かすには、ジャングルから連れ出すしかなかったんだ

かつて短い間だったが、時を同じくした赤ちゃんトラです。
そしてみーやんもまた、藤本さんを忘れてはいませんでした。

川VvV)<・・・良く覚えてるな

藤本さんはハチミツドロップを差し出します。
美味しそうに食べるみーやん。
そこへ、サーカス団のなっち団長が現れます。

(●´ー`)<いくら子供でも、うかつに手を入れると指ぐらい食いちぎられるべさ

川V-V)<・・・・・・・・・・・・・

川VoV)<あんたんトコのサーカスは、死んだ動物の皮を剥ぐんだろ?

川V-V)<トラの毛皮はねーかな?

(●´ー`)<うーん。トラはあいにく・・・

从#~∀~从<トラの毛皮ならあるでぇ!

(●;´ー`)<え?

川VvV)<良かった。是非見せてくれ

从#~∀~从<いつまでだ?

川V-V)<明日だ

从#~∀~从つ<解った、明日見せよう。1000$だ

川;VoV)<チッ。仕方ねぇなぁー

川VvV)つ<その代わり、この子を大切にしろよ?オレの友達だ・・・

(●;´ー`)oO(まさかゆーちゃん、まーさんを・・・)


そしてその日の夜。
空になったまーさんの檻に、みーやんは移動させられることとなるのでした。

ノノ ;∂_∂;ル<どーして・・・。まーさんはどこに・・・行っちゃったの?

そして事情を知らぬみーやんは、ただただ泣くしかありませんでした。




ノノ;∂_∂ル<無駄に後編につづく・・・・     

州*‘ o‘リ∩<もーーーん!!!

川VvV)<よし、じゃぁ後編だ!!