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真夜中の子犬ダン・リターンズ ―中編―


〜前回からのあらすじ〜

千佳ちゃん(しみハム)は川原で犬を拾いました。
でも、ヘタレで決断力のない千佳ちゃんでは犬の面倒を見るどころではありません。
そんな千佳ちゃんの為に、『一応』友達の森下真生(桃子)ちゃんが、千佳ちゃんの面倒を見ついでにダンの面倒を一緒に見てくれます。
そんなときです。真生ちゃんが舞美お嬢様(矢島)から強奪した牛乳をダンにあげていると、何を思ったか、ダンがその場でグルグルと回りだしてしまいます。
「どうしたの?ダン。やめて!」と叫ぶ真生ちゃんと、あばばばして何も出来ない千佳ちゃん。
そんな2人に、通行人1・2がタイミング良く通りかかり、声をかけます。
「その犬、目が見えないんじゃないの?」
そうです。ヘタレの千佳ちゃんは、よりにもよって目の見えない犬を拾ってきてしまったのです。
目の見えない犬を、小学生が親に隠れてこっそり飼うなんて出来そうもありません。
真生ちゃんは千佳ちゃんに、ダンを神社に捨てて行くことを提案します。「ダンの飼い主は、神様に託そっ」
しかし千佳ちゃんは、それを拒みます。「連れて帰りたい・・・」
目の見えない子犬ダンと、ダンの盲目ヲタ千佳ちゃんの面倒をみるのに疲れ、真生ちゃんは途方にくれます。
「死んじゃったら、千佳のせいになるんだよ?」
すると、盲目ヲタだけどヘタレの千佳ちゃんは、その一言にすっかり尻込みしてしまいます。
そして結局、2人は神社にダンを置いていくことなるのです。




真夜中の子犬ダン・リターンズ ―中編―


―保育園(夕)―


神社にダンを置いてきた千佳ちゃんと真生ちゃん。
今度は幼稚園に千佳ちゃんの弟を迎えに、訪れます。
そして、何故か保母さんのケメコ(保田)に気に入られる真生ちゃん。
「千佳ちゃんのお友達?」「あ、一応・・・(真顔)」
一方的に話しかけてくるおばちゃんと、クールな真生ちゃん。
しかし、「犬飼ったんだって?」という質問には思わず声を荒げます。「何で知ってるんですか?」
どうやら千佳ちゃんの弟が、幼稚園で話した模様。
真生ちゃんは仕方なく、ダンの目が見えないことや神社に置いてきた事をケメコに話します。
「そう、仕方ないわよね・・・」小学生に障害のある犬を飼うのは無理。
納得するケメコですが、突然、千佳ちゃんが奇行に走ります。「私、ダンを迎えにいってくる!」
弟も妹も放置でダンを迎えに行く千佳ちゃん。
真生ちゃんは放置の弟と妹に気を使いつつ、「なんでオレが、このアフォ姉妹どもの面倒みにゃあかんねん!」という思いとともに、千佳ちゃんを追います。

(見所)
・保母さんダーヤスキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
・保田の演技、キモイです。キャラ違いすぎ。

・千佳ちゃんのお友達?>( `.∀´)つ ル ’‐’リ<あ、一応・・・

・「一応」扱いされるしみハム。
・しかも本当にテキトーそうな声で
・やっぱこの映画は桃子のネタスレです。
・この保育園シーンの桃子、演技うまいですよ。
・やすす、負けてるよ、やすす。





―神社(夕)―

ダンは神社から抜け出し、自転車に轢かれそうになったりと、ピンチの状況にありました。
そんなダンを助けるべく、道路に飛び出す千佳ちゃん。
急な飛び出しに、急ブレーキをかけるいくつもの車。むしろ、千佳ちゃんの方が車に轢かれかけでピンチです。
後を追う真生ちゃんも車に轢かれかけ、いいとばっちりです。
「ダンは目が見えないから、人間が助けてあげないと生きていけないんだね・・・」真生ちゃんはいいます。
きっと、『ダンの盲目ヲタで周りが見えてないから、真生ちゃんが助けてあげないと生きていけない』千佳ちゃんへの嫌味です。
これ以上ダンをここに置いておくと、ダン以前に千佳ちゃんが何をしでかすのか解らないので、自分の手元にダンを置いておいたほうが得策と考えた真生ちゃん。
「やっぱ、連れて帰ろうか?」千佳ちゃんに問うと、千佳ちゃんはコクッと頷きました。

(見所)
・シーン冒頭のダンが凄くキャワです。しみハムの100倍キャワイイです。
・道路に飛び出すしみハム。見ながら思わず叫びます。しみハム轢かれろーーーーーー!!!
・だんだん、Sキャラのハズの真生ちゃんが可哀想に見えてきます。





―養蚕場(朝)―

社会科見学で蚕の観察に訪れた、真生ちゃんとクラスメイト。
よりにもよって『舞美お嬢様と不快な下僕ども』と同じグループになってる真生ちゃん。
みんなでレポートまとめようか?って話になったときも、「森下さんは犬の世話で忙しいんでしょ?」と嫌味を言われます。
犬の世話よりも、むしろ千佳ちゃんの世話のほうが数倍忙しい真生ちゃんですが、それを突っ込んでたら話が長くなります。
それに関してはスルーしつつも、売られたケンカは買わないわけにはいきません。
「ねぇ、ダンが懐かなかったから腹立ててるんでしょ?」
図星を指され怯みがちの舞美お嬢様ですが、ここで貧乏人相手に引き下がっては金持ちの名が廃ります。
「ウチには血統書つきの犬が何匹もいるの・・・あんな捨て犬」しかし、いかんせん、相手が悪すぎでした。
「捨て犬だって犬よ。可愛いわ。そんな事、犬好きのあなたが・・・一番わかってるんじゃないの?」
そんな真生ちゃんの論説に見事完敗の舞美お嬢様。
あとで取り巻きの夏焼さんが、舞美お嬢様から八つ当たりで、「高崎駅前で、ヲタ1000人と独り握手会」の刑に処されます(嘘

(見所)
・しみハムと並んでるとデッカク見える桃子ですが、この人たちと並んでると凄くちっさい
・雅たんが脇役のなかでも、特に脇役。下の下の役です
・お嬢様役が実に様になる、舞美お嬢様。
・貧乏人VSお嬢様 ラウンド2!!!
・この映画は桃子のネタスレです(断定





―団地の駐輪場(昼)―

養蚕場の帰り、真生ちゃんは一人でダンの元へと寄ります。
すると、ダンはまたグルグルまわってしまったらしく、リードが絡まって拘束プレイになってました。
「またグルグル回っちゃったんだね」「でも、お前はいいよ。心配してくれる人がいてさ・・・」
勝手に一人でおじいちゃんちに来たくせに、家族から一人放置の自分に被害意識を感じてる真生ちゃん。いわゆる悲劇のヒロインシンドロームってヤツですね。
真生ちゃんはダンを抱っこしてどうしたものかと考え込みます。すると・・・
「その犬は何だ!」見るからに薄汚いホームレスオヤジが、真生ちゃんの下へ現れます。
そう。この小汚い親父こそ、弥生さんの父親であり、団地の自治会長さんなのでした。

(見所)
・ダン、桃子をなめまくり。
・おそらく世界中の桃子ヲタが叫んだであろう。「ダンになりてぇえええええええ!」





―公園(昼)―

真生ちゃんは事の経緯を、弥生さんと千佳ちゃんに話します。
そこにケメコ先生がのん気に現れます。「ダンのエサ持ってきたの」
しかし、自治会長さんに見つかった以上、団地では飼えません。
途方にくれる一同。弥生さんは言います「ごめん、アレ、ウチの親父なんだ」
みんな一様に驚きます。似てねぇーーーーーー!!!口には出さないけど、みんなの驚きは多分これです。
そんなこんなで、結局、なんとかみんなで飼い主を探そうと言うことで、話し合いは凍結します。

そして帰り道、何故かケメコに気に入られた真生ちゃん。ケメコと2人で帰宅します。
おばちゃんなのでおせっかいな上、聞き上手なケメコは、離婚問題で一人群馬に来ている真生ちゃんの身の上を案じます。
「お父さんもお母さんも心配してるわよぉ」
ですが、ケメコごときに心配されるほど真生ちゃんは落ちぶれてはいません。
真生ちゃんは半ギレでケメコに食い下がります。「2人とも勝手なんです。子供のことなんて考えてないんです!!」
「さよなら!!!」そして、真生ちゃんはケメコを置いて夕暮れの街を駆け抜けるのです。

(見所)
・時々訛りが出るなっちさんが、ひそかにカワイイ。
・保田桃子コンビ。
・この2人のコンビ、濃いです。
・妙に台詞に感情が篭もりまくってる桃子。
・ヒステリックな演技やらせたら、ハロプロ1だと思います。
・現実でも桃子と家族(むしろ親父)上手くいってないんじゃないかと心配です。
・パパ、嫌いらしいしな、桃子w
・桃子の足にあるヘンな痣は、小さい頃に受けたパパからの折檻説だと、唱えてみようと思います。
・ル;’‐’リ<勝手にテキトーな説を唱えるんじゃねぇ!





―公衆電話(夕)―

ちょっと東京が懐かしくなったのか、真生ちゃんは公衆電話からお兄ちゃんの携帯に電話を入れます。
「お兄ちゃん元気?」「おう、真生か?」お兄ちゃんの側にいたお母さんは、ハッとした様子でお兄ちゃんに近づきます。
お兄ちゃんが真生ちゃんに近況を聞くと、「今日、学校でナマイキなヤツがいたから。ヘコましてやった」と、真生ちゃんは物騒な事を言い出します。「少しは折れることを覚えろよ」そう言いながらも、お兄ちゃんは自分の妹の恐ろしさに、内心冷や汗でした。
「今、お袋と変わるから」さっさと電話を切り上げたいお兄ちゃんはそう言いますが、「私はお兄ちゃんの声が聞きたかっただけだから」と。妹萌えのヲタを悩殺するような台詞を、サラリと言って退けます。
ですが、そんな妹のセリフが計算なのは了解済みのお兄ちゃんは、お母さんに電話を変わってしまいます。
「真生ちゃん?」「ママ・・・」そしてお母さんが電話に出た刹那、公衆電話の残金が尽き、無常にも電話が切れてしまうのです。

(見所)
・ル*’ー’リ<お兄ちゃん、元気?
・妹キャラで攻める桃子。
・ル ’ー’リ<今日、ナマイキなヤツがいたからヘコましてやった。
・と思ったら、Sキャラにシフトチェンジ。
・ル*’‐’リ<私は、お兄ちゃんの声が聞きたくて・・・
・と思ったら、また妹キャラ。
・変幻自在。このオンナだけは、マジ油断ならない女です、ハイ。





―お母さんの花屋(朝)―

結局真生ちゃんと会話が出来なかったのが心残りなのか、お母さんは群馬のおじいちゃんのウチに電話をします。
すると、電話に出たのはよりによって梨華ちゃんでした。
「真生ちゃんすっごくいい子にしてますよ。もっと私なんかに甘えてくれてもいいんだけど・・・」お前の話はどーでもいいし、つーか、お姉さんヅラすんじゃねぇ!と思いつつも、お母さんは冷静さを装ったまま、梨華ちゃんに問います。
「真生、いますか?」「あ、今日、朝一番に出かけちゃっていないんですよ」いないからには、これ以上、この女と電話し続ける意味なぞありません。お母さんは早急に電話を切ります。
そしてその後、アルバイトの真希ちゃんに不良時代の身の上話をきかされた上、「もっと店長が真生ちゃんの心に踏み込んでいかなきゃ、ダメなんじゃないですか?」と、何故か説教をされたり、今日のお母さんはなんだか散々だったのです。

(見所)
・梨華ちゃんキタ━━━━!!!!棒読みキタ━━━━!!!!お姉さんヅラキタ━━━━!!!!
・この脚本書いたヤツは、多分オレとタイプの似ているヲタだな。
・ごまーんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
・こんなギャグ映画で、無駄に迫真の演技をするごっちん。もっとテキトーでいいんだよ、ごっちん。





―サッカーチームの練習場(朝)―

ちょうどその頃、真生ちゃんはケメコに連れられて、地元の女子サッカーチームの練習場に来てました。
ダンの飼い主になってくれそうな人を探すためです。
ちっちゃい子だらけのサッカー場に、2人デカイ女が混ざっていました。
コーチの吉澤さんと飯田さんです。この2人が、ケメコのお友達なのでした。
「ねぇ、誰かいい人いない?」ケメコが言うと男探しのようですが、一応ダンの飼い主探しです。
飯田さんは「ちょっと待って!・・・うーーんうーーん」といいながら、空からの電波を受信します。「あ!栃木のおじさん!」
飯田さんの話によると、栃木のおじさんはとても犬好きで、目の見えない犬も飼ってくれるに違いないということです。
「ダン、お別れだね・・・」相変わらず真生ちゃんにまかせっきりで、全く話し合いに参加してなかった千佳ちゃんは、そう言ってダンとお別れをするのでした。

(見所)
・吉澤太い!!!!俗に言う、白ブタ時代。とてもサッカーやってる体型じゃねぇ!!!!!
・つーか、この頃から吉澤さんはサッカー要員です。
・後ろにコレティっぽい顔の人がいる。が・・・きっと他人だろう。
・吉飯保。3人揃って、桃子に演技が負けてるプレイ。





―おじいちゃんち(夕)―

帰宅した真生ちゃん。おばさんから手紙が届いている旨を知らされます。
縁側で手紙を読む真生ちゃん。手紙はパパからの手紙でした。
パパは手紙の中で、真生ちゃんが熱を出したときや、真生ちゃんにおしっこ引っ掛けられた時の思い出を語ります。・・・ロクな思い出がないですね。
そしてなんだかウダウダと書いてある手紙を読み、真生ちゃんはパパからの手紙に涙するのでした。

(見所)
・パパからの手紙を読む桃子が、相変わらず姿勢がいいですね。
・手紙で放○プレイを語る真生ちゃんのパパは、ヘンタイだと思います。





―団地前の広場(朝)―

朝早く、真生ちゃんは愛用の自転車に乗り、さっそうと千佳ちゃんの団地を訪れます。
「真生ちゃんだーーー!」広場で遊んでた千佳ちゃんの妹が、真生ちゃんに駆け寄ります。「千佳ちゃんいる?」
しかし、千佳ちゃんは留守なようです。
散々千佳ちゃんの面倒を見て、痛い目に合わされた真生ちゃんは、千佳ちゃんの不在に嫌な予感を感じます。
すると、団地のベランダから、千佳ちゃんママが声をかけます。「なんか、昨日の夜。犬の写真を見てたみたいだけど…」
勘のいい真生ちゃんです。ヘタレで盲目ヲタの千佳ちゃんのやることぐらい、すぐに見抜けます。
「ダンのところだ・・・」なんかもう、マジ勘弁!と言う思いを真生ちゃんは心の底から感じつつも、気づいてしまった以上は、あのヘタレを放置しておくわけにはいきません。千佳ちゃんが、明日の群馬新聞の3面記事を飾ってしまっては大変です。
「私、探してきます!!!!」
そして真生ちゃんは、愛車の『思ってたよりハッピー号』を飛ばし、一路栃木の県境へと向かうのでした。

(見所)
・なかさきちゃんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
・なかさきちゃんの役どころ。・・・しみハムの妹の友達。
・この頃から、すでに干されてるんだね、なかさきちゃんorz





―栃木のどっか(昼)―

真生ちゃんはなんとか栃木に到着します。
ですが、元来東京っ子で群馬ですら来て日が浅い真生ちゃんに、栃木の土地勘なぞありません。
タウンマップの前でどうしたものか考え込む真生ちゃんに、通行人の女子高生が声を掛けます。
「どーした?」「あやめ橋に行きたいんですけど」「あ、じゃぁ。途中まで案内してあげるよ」
親切な栃木の女子高生は、真生ちゃんと自転車で併走して真生ちゃんをあやめ橋まで誘導してくれました。
毎日、ヘタレのお守りやケメコの話し相手で、いい加減辟易していた真生ちゃんは、久しぶりの頼れる年上のお姉さんの存在に、心表れる思いでした。「ありがとうございました!」
こうして途中まで案内してくれた栃木の女子高生にお別れをし、真生ちゃんは無事、ダンの新しい飼い主のウチへと辿り着きました。
「すみませーん。千佳ちゃんいますか?」
しかし、返ってきた言葉は・・・・・「いえ。来てませんけど」
千佳ちゃんはダンに会いに行った。この思惑はハズレていたのか?それとも、あのヘタレ・・・まさか。
真生ちゃんは一抹の不安とともに、ダンの飼い主の家を、後にします。

(見所)
・子供チャリンコをぶっとばす桃子が、マヌケっぽくてカワイイ。
・エアロバイク選手権(IN ハロモニ)を思い出す。
・通行人その3キタ━━━━━川o・∀・)━━━━━!!!
・こんこんは意外と、台詞回しが悪くない感じ。自然に言えてる。
・でも、30秒で出番終了。らって通行人なんらもん。さよなら、コンコン。





―橋の欄干(昼)―

結局ダンの飼い主の元に千佳ちゃんはいませんでした。いない以上は、これ以上ここに居ても意味はありません。
真生ちゃんはチャリンコを軽快にすっとばして群馬へと戻ります。
と・こ・ろ・が!!
橋を渡ろうとしたとき、真生ちゃんは突然自転車を急ストップかけます。
あれだけ自転車をすっとばしていたのにも関わらず、真生ちゃんはそのイチロー並の動体視力から、橋のすぐ側で千佳ちゃんが座り込んでいるのを発見したのでした。「千佳!!!」
真生ちゃんは千佳ちゃんへと駆け寄ります。「どうしたの千佳?」「真生ちゃん・・・」
聞くところによると、千佳ちゃんはここまで徒歩で来たそうです。そして、歩いてここまで来た挙句、道に迷い、足も疲れて、進むも引くも出来ず途方にくれていたそうです。言っちゃ悪いが、考えなしのアフォです。
やはり、真生ちゃんの悪寒は予想的中でした。
もし、真生ちゃんが迎えに来なかったら、千佳ちゃんは明日の新聞の3面記事を飾ってしまうところでした。
「もう、大丈夫だよ」まるで白馬の王子様。子供自転車に乗った貧乏王子は、千佳ちゃんの背中を優しく抱きます。
「真生ちゃーん」そして、プリンセス千佳は真生ちゃんに抱きつきます。こうして2人は、感動の再開を果たすのです。

(見所)
・迷子のしみハムキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
・桃子、ヲトコマエだよ、桃子。
・桃子としみハムの抱擁キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
・ハイ!おねーさんズヲタ、萌えて!おねーさんズヲタ、早く、萌えて!!!
・でも。当時のしみハムがブスすぎて、正直、ちっとも萌えねーなんて言うなぁあ!!!!(オレがな・・・)





―ダンの飼い主の家(昼)―

真生ちゃんと感動の再会を果たした千佳ちゃんは、今度はダンとも感動の再会を果たします。
「よしよし、お母さんも寂しかったよ」
今まで道に迷って泣いてたくせに、もう保護者ヅラかよ!!!真生ちゃんはちょっと思いましたが、彼女は空気の読める子供なので、そんな事はいいません。
ダンを抱っこして幸せそうな千佳ちゃん。そんな2人を見て、飼い主は驚きます。
「ダンが抱かれてるよ・・・」「私たちが抱こうとしても、あんなに嫌がってたのに」「私たちが親子を引き離してしまったのかねぇ」
そう言いながら、なんだか勝手に納得してる、飼い主夫婦。
つーか正直、あたしもダンを抱けるんだけどね。真生ちゃんはちょっと思いましたが、彼女は空気の読める子供なので、そんな(以下同文)
「ねぇ、真生ちゃん。連れて帰りたい・・・」千佳ちゃんは真生ちゃんに問います。
つーか、お前の問題なのになんでオレに聞くんじゃい!って感じですが、コイツに任せてると決断までにあと半日はかかりそうなので、めんどくさいから真生ちゃんが仕切って決めてしまいます。
「・・・・・ダンに優しくしてくれたのに、ごめんなさい」真生ちゃんは飼い主夫婦に言います。「でも、千佳は・・・ダンがいないとダメなんです!!」
普通は、『ダンは、千佳がいないとダメなんです』と言うべきところだったのですが、うっかり本音を口から滑らせてしまった真生ちゃん。このヘタレは、ダンを与えておかないとなにしでかすか解らねぇんです!!!むしろ、あたしが迷惑こうむるんです!!!
しかし、本音を滑らせたのは結果オーライでした。『ダンがいないと千佳がダメダメ』。千佳ちゃんにあったばかりなのに、すでにその、千佳ちゃんのヘタレのオーラを感じ取ったのか、飼い主夫婦は2人揃って大きく頷くのです。
そして、ダンは再び千佳ちゃんの手元へと戻ってくることになるのです。

(見所)
・川 ´・_・`リ<よしよし。お母さんも会いたかったよ? に対して・・・。

・ル ’‐’リ<また言ってる。会いに来ただけでしょ?

・と言う桃子が、クールすぎでカッコいいです。
・千佳ちゃんに素直に抱かれてるダンに夫婦が驚いてるが、実はダンは桃子の方が懐いてるっぽい罠。
・桃子に抱かれてるときのほうが、すっごい嬉しそうにジャレたりしてるもん。
・ダンは桃子ヲタ。

・川 ´・_・`リ<真生ちゃん。ダンを連れて帰りたい・・・。

・桃子にイチイチ聞くなよ。お前が決断しろよ、しみハム。
・しかし、元来仕切りたがりの桃子は、自分が決断してあげちゃいます。
・この頃から、今の2人の『傀儡関係』が築かれたのじゃよ。
・ってか、『ダンがいないとダメ』扱いされる、佐紀ちゃんって・・・orz







ル ’ー’リ<後編へ続く!