<あとがき>

以上、『白の騎士』に長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
久々にマジメな小説書いて、ぐったりで御座います。みやももの『スーサイドジェネレ〜ション』以来ですね、マジメに書いたのw

まぁ、今回は『鏡の国のアリス』が題材だったワケですけど。
鏡の国のアリスは、いつかは題材にしたいと思っていたネタだったので、実現出来て満足です。
実は今回のストーリー。ストーリーが先に出来て、登場人物を後から乗っけたと言うイレギュラーな構成であります。
最初に「アリス」「白の騎士」「ビショップ」でストーリーを考えていって、あとから「アリス」「白の騎士」「ビショップ」を誰にするかの配役(?)を考えましたw
そして、当初の予定では、このストーリーはベリーズサイドで組み立てるつもりでもありました。

アリス ― 雅ちゃん
白の騎士 ― 梨沙子
ビショップ ― ももち

マジメなアリスに雅ちゃん。天真爛漫な白の騎士にりーちゃん。ズバッと話の核心に切り込むビショップをももち。
しかし、ベリーズサイドで考えると同時に、ふと湧き上がるやじすずの存在。「これ・・・もしかして、やじすずでイケルんじゃね?」と気づいたのです。
それから一週間ほど、どっちにするかで悩み続け。
そして結局・・・ベリーズにするかキュートにするかギリギリまで悩み、オイラが最終的に「やじすず」を選んだ理由は、ただ1つです。

川 ´・_・`リ<鈴木さんって・・・。

川;´・_・`リ∩<なんかめっちゃ、チェスやってそーーー!!!!






と言う、物凄いブルジョアな理由w






対する雅ちゃんは。
どー考えてもチェス出来なそ・・・。つか。絶対、チェスのルール、理解出来なそうw
・・・・・・・。
そう。今回の小説は『鏡の国のアリス』に基づき、チャスのルールとか微妙に取り入れたりしてるので、チャスが出来そう(あくまで推測)な鈴木さんの方が向いてるかな〜と。
今回の小説がドンジャラとかがテーマだったら、迷わず雅ちゃんにしてるけどねぇw
びちゃんドンジャラ、超強そう!!w


ま、そんなワケで。結局、『白の騎士』は、

アリス ― 愛理
白の騎士 ― 舞美ちゃん
ビショップ ― なかさき

で組み立てる形となったワケです。
でも、結果的にこの選択は正しかったかなーと思います。
舞美ちゃんはホントに白の騎士が良く似合う。やじすずにして、ホント良かったなと思います。

ただ、キュートにすると、問題点がどーしても1点発生しました。
それは白の騎士が歌うシーン。
鏡の国のアリスでは、白の騎士がヘンテコな歌を歌うワケですが、キュートにはヘンテコな歌が存在しないという事。
ベリーズサイドだったらヘンテコな歌に『ギャグ100回』に標準を併せてたんだけど、キュートはヘンテコな歌詞の歌が見当たらなかったのです。
それゆえ、このお話は『冬ハロ』を舞台にしたお話であるにも関わらず、3月に発売だったエスカレーションの中から『伸び子』をヘンテコな歌代表として引っ張ってくることになりました。
その点がどーしても、時系列が崩れた感じになってしまったなぁ〜と。
まぁでも、オイラの中では『この時点で発売はしてないが、レコーディングは終わってた』と言う設定になっておりますw
とりあえずね。
この『伸び子』のあたりの時系列のズレがつっ込まれそうなトコロなので、あらかじめあとがきでいい訳しておきます。そのためのあとがきですw

そんな感じで。
はじめてのやじすず、楽しかったです。
また機会があれば、やじすずのもっとラブいヤツを書いてみたいかな〜と思いますw


                                                              (2008年4月4日 やぎ)