ベリカプでプリプリソングのドラマを作ろう!!〜中編〜


教授「大変だ!助手!!!」
助手「??」
助手「どーしました?教授」
助手「何かマズイ事態でも・・・」
教授「うむ」
教授「イナズマイレブン3が予想以上に面白くて、ブログが更新出来ないよぉ!!」
助手「・・・・・・・・・・」
助手「あんたは期末試験前の中学生か!!!
助手「時は金なり!もっと時間を有効に使ってくださいよ」
助手「ゲームは1日2時間までにしなさい!!」
教授「おぉ・・・お母さん!!」
助手「何が悲しくて、大の社会人のお母さん役を担わなきゃいけないんですか。まったく!」
助手「あと、目が悪くなるから、暗いところでDSはしちゃダメです!!(オカン」
助手「というワケで」
助手「先週はみっちり、開きましたね。更新が」
教授「うむ!!」
教授「でもまぁ、お陰でベリメンをチームに入れること出来たし」
教授「オッケーカンケー!!」
助手「更新を待ってる人にとっては、何もオッケーカンケーじゃないですけどね」
教授「でも、ベリメンなかなか使えるぞ!!」
教授「ステータスアップ系のスキルを軒並み持ってるから!!」
助手「あ、なるほど。レアスキルなんですね」
教授「ステータスはあまり高くないけど、ステータス自体は特訓すれば金次第で水増し出来るので問題なし」
助手「金次第言うな・・・」
教授「雅ちゃんはキック力80ぐらいまで水増ししたら、最強クラスのシューターになったし」
教授「桃子はガードとスピードを上げまくって、ドリブル技を覚えさせたので、最強ミッドフィルダーになっている」
助手「ほー。夏焼さんはFWなんですね」
教授「ちょっと、『みーやんのばかスレ』を思い出すな」
教授「また、雅ちゃんのシュート技が、『シャインドライブ』とか『りゅうせいブレード』とか」
教授「正義のヒーローっぽくて、お似合いで、恥ずかしくて、萌える!!」
助手「シャイン(光)の上、流星ですもんね!!」
助手「うわぁ〜。ヒーローっぽーい!!!」
教授「逆に熊井ちゃんは『ムーンサルト』とか『レボリューションV』とか」
教授「腐女子が喜ぶ感じでウケるわい」
教授「ムーン(月)とレボリューション(革命)じゃぞ!!」
助手「あらやだ、テレ東アニメっぽい!!!」
教授「しかも、熊井ちゃんのレボリューションVが、すっごい萌え技で驚く」
教授「2人での合体技なんじゃけど、『世界を革命する力を!』的な合体技で、初見で吹いた」
教授「味方の手をとって、2人で両手を握りあいながら上空へ回転して飛び」
教授「そのまま2人で一緒にシュートと言う、なんとも百合クサイ技じゃ!!」
助手「それは酷い!!わざと作ったとしか思えない百合ワザですな!!」
助手「野郎同士でやる技じゃないですもんね、それ」
教授「野郎同士でやったら、完全にホモ技だよなぁ〜」
教授「なんにせよ、初めて使った時に、偶然熊井ちゃんの近くに居た雅ちゃんとあのワザを使ってくれて」
教授「ゆりみやがあのワザ、お似合いすぎて、ホント、吹いた」
教授「今は必殺技のパートナーを桃子にして、ゆりももを毎回愉しんでおる!!」
助手「相変わらず、どーしょーもないなぁ〜。このオッサンは」
教授「しかし、イナイレ3のベリメン。なかなか覚えるワザがピッタリすぎてウケる」
教授「茉麻なんて『あいきどう』を覚えるんじゃぞ!!」
助手「なんと!合気道!!?」
教授「アイドルの女子キャラにフツー、『あいきどう』を持ちワザとして与えさせないじゃろ!!」
教授「最初は『リボンシャワー』なんてカワイイの覚えるから、あら、茉麻らしくないと思ったら」
教授「最後に『あいきどう』かよ!!とっても、茉麻らしいじゃねぇか!!」
助手「確信犯ですよね、作った人」
教授「桃子だけ『おいろけUP』持ってないで、代わりに『ラッキー』なんて言う」
教授「『わっ。10円玉拾っちゃいました、ラッキー!』的なスキル持ってる辺りといい」
教授「作り手、ベリーズをご存知すぐる!!
助手「また、ご存知すぐるから、尚更、ハマっちゃいますよね」
教授「ちぃちゃんが、アイテムを使う卑怯なワザばっか持ってるのも、ウケるし」
教授「グッドスメルはなんか、マタタビみたいの撒いて、相手をぐったりさせるワザだし」
教授「マタドールフェイントは、闘牛士の使う赤マントを使用するワザだし」
教授「勝つために道具を使って卑怯な事を平気でするあたりが、千奈美っぽい」
教授「抱き抱きのSGイベで、自分が勝ちたいからと言って、誰にもポイントをあげなかった卑怯プレイを思い出したわい」
助手「あれは歴史に残る卑怯プレイでしたよね」
教授「あと、キャプテンが『イケイケ』って技を覚えるんじゃけど・・・」
教授「あれが、勝ってるときは技の成功率がUPし、負けてると成功率がダウンするスキルなんじゃが・・・」
教授「これも凄い、佐紀ちゃんっぽいよな」
教授「佐紀ちゃん、ベリーズ内の空気が悪くなると、すぐに存在感消すもんな」
助手「確かに。良く出来たゲームですなぁ〜」
教授「ちなみに、元々覚える技以外に、2つだけ自分で好きな技を設定することが出来る」
助手「ほぅ?そーなんですか?」
助手「メンバーに何を覚えさせました?」
教授「うむ」
教授「熊井ちゃんにまっさきに『イケメンUP』を覚えさせようと思ったんじゃけど・・・」
教授「女子キャラは覚えられませんと、DSに拒否られた」
助手「つーか、ホント、ロクな発想をしないですよね、教授は・・・」
助手「まっさきにソレですか」
教授「女子キャラは覚えられないですって?!馬鹿言うんじゃないわよ!熊井ちゃんは男子よ!!!」
助手「・・・・・・・・・・」
助手「僕から言わせると、あんたの方こそ、『馬鹿言うんじゃないわよ!』ですよ・・・」
教授「仕方ないので、熊井ちゃんには『スペースペンギン』を覚えさせた」
教授「熊井ちゃんって、ペンギン技、似合うよな」
助手「似合いますね〜。ペンギン技」
教授「あと、アフロディ様が使う『ヘブンズタイム』を覚えさせた!!」
教授「あれを熊井ちゃんが使うと、チョーカッコイイぞ!!熊井ちゃんに抱かれたい!!!」
助手「・・・ゲームキャラ相手に見境なしッスね」
助手「あと、夏焼さんには何を覚えさせました?」
教授「雅ちゃんには『トライペガサス』と〜」
助手「また、正義のヒーローくさい技を覚えさせましたな・・・」
教授「あとは、『プリマドンナ』」
助手「!!!!」
助手「あのバレエみたいの踊る、恥ずかしい技ですか?!」
教授「雅ちゃんに、恥ずかしい技を、覚えさせたかったんじゃもん」
教授「毎回恥ずかしい雅ちゃんを見れて、満足じゃ」
助手「ホント、ロクな事をしない!!」
助手「でも、教授は昔からゲームでベリメン作ったりしてたから」
助手「最初からベリメンが隠しキャラなんて、最高ですね!!」
教授「そうなんじゃよ。夢が叶った感じ!!」
教授「なのでまぁ、しばらくはハマり続ける感じじゃな!!」
教授「今はまだ、豪炎寺くんや吹雪くん円堂くん風丸くん抜きだと厳しいけど」
教授「ベリメンがチームの柱となる最強軍団になるまで、頑張る!!」
教授「そこらへんで拾えるキャラで、あだ名が『なっきー』とか『まいまい』とかのキャラを見つけたので」
教授「そいつらを最終的にはGETして、擬似ベリキューチームをいつか作ろうとおもっとる」
助手「気の長い話ですね・・・」
教授「みんなも是非、『このベリメンにこの技を覚えさせると面白い!!』って技があったら」
教授「是非、教えてくだされ!!!」





☆ベリカプで『SEVEN YEARS AFTER』のドラマを演じてみよう!!

助手「さて・・・随分イナイレ3トークが長くなりましたが・・・本題に入りましょう」
助手「教授にとって・・・」
助手「ベリーズの曲で思い出の1曲ってなんですか?」
教授「うむ?ベリの曲でか・・・」
教授「『出会い』と言う意味合いでは、思い出の曲は友情純情かなぁ〜」
教授「クローバーズのエンディングテーマで、最後に流れたあの曲の良さが」
教授「ベリヲタ街道への追い討ちにもなったからな」
助手「なるほど!そーいえば、クローバーズのテーマでしたね!!」
教授「クローバーズでベリメン4人がオモロかったのと、なんと言っても友情純情が・・・」
教授「おぉ!ベリーズいいじゃん!!って思わせる切っ掛けだったからな」
助手「じゃぁSPEEDだと、思い出の曲はなんですか?」
教授「うーーーーん」
教授「Aprilかなぁ・・・」
教授「あのPV、ヤバいんじゃよなぁ」
教授「泣けるし、過去最高クラスで多香子が美少女すぐる」
教授「つーか、スピコンの大阪でやったらしいのに武道館でやらなくて、チョー負け組みじゃったんじゃけど。ワシ」
助手「マジですか?!!」
助手「負け組みですね。完全に」
教授「しかも平日なのに、裏でベリのミニライブが被って、2重に負け組みっぽい」
教授「まぁ、チョー楽しかったからいいんじゃけど。April観たかったなぁ」
助手「では、最後に・・・」
助手「プリプリの思い出の曲はなんですか?」
教授「うむ。プリプリじゃと・・・」
教授「SEVEN YEARS AFTERかなぁ」
助手「へー。そうなんですか」
助手「何気に後期ですね」
教授「ワシ、この曲でファンになったんじゃもん」
助手「そうなんスか?!わりと遅かったんですね」
教授「その代わり、そのあとののめり込みっぷりは凄かったけどな」
教授「本とか買いあさって、前期の情報を一気に入手した」
助手「まだネットが一般的じゃなかった時代ですからねぇ。情報収集は大変ですよね」
教授「今はいいよなぁ〜。ネットで情報漁り出来るからな」
助手「そうですよね。動画とかも簡単に見れますもんね」
助手「過去の情報とか、ロマヲタの過去ログを漁ったりすれば、かなり入りますよ」
教授「まぁ、うちの過去ログを全部読むの、ぶっちゃけ、2ヶ月はかかると思うけどな」
教授「しかし。昔は雑誌のバックナンバーとか買ったり、他の子に雑誌の切り抜き貰ったり大変じゃった」
教授「Xファンの子と、音楽雑誌の記事を交換したりしてたわい」
助手「うわぁ〜。X自体が懐かしい!!」
教授「うむ!あの学生時代が懐かしいわい」
教授「まさに、SEVEN YEARS AFTER!!!」
助手「・・・・・・・・・・・」
助手「すみません。7年遡っても、教授の学生時代に届かないですよね?」
助手「バリバリ社会人ですよね?7年前」
教授「んぁ?」
助手「んぁ?じゃないですよ・・・さりげなくサバを読まないで下さい」



SEVEN YEARS AFTER

(作詞:富田京子  作曲:奥居香)


駆けのぼる坂道 息をきらしてる
この角を曲がればあの部屋が見える
隣のペンキの落書きまで すべてが昔どうり

悲しい思い出が止まらない夜は
出遭ったことさえ うらんでみたりした
心がだんだんスピード上げて 眩しく開いた

時間の風が恋のキズを 白く染めて
甘く優しく変える
あの時ひとり空へ投げた 銀のリング
今 星になって消えた WOWWOWWO

擦りきれた帽子を深くかぶったら
二人でいた頃の子供じみた顔
やきもち やせっぽちのわがまま
いつでも怒らせたね

今恋をしてるし幸せだけれど
あんなに傷つけ会う恋はもうできない
強気な笑顔が好きだった 今頃気づいた

失した時は決して二度と 戻らないの
だからいちばん光る
こんなに遠く離れた今も すごい日々は
胸で輝くの熱く WOWWOWWO


時間の風が恋のキズを 白く染めて
甘く優しく変える
あなたに遭えてよかった 今はそう思うの
この青い空の下で
抱きしめたい あの日の全部を 強く
 WOWWOWWO


教授「これがSEVEN YEARS AFTERの歌詞じゃな」
助手「おぉ!イイっすね!!」
助手「ドラマっぽい」
助手「富田さんの歌詞ってホント、ストーリーありますよね」
教授「そうなんじゃよ」
教授「その状況がこう、ドラマになって見えてくるじゃろ?」
教授「加奈ちゃんの歌詞は、それに比べて抽象的と言うか・・・」
教授「きょんちゃんの歌詞は絵で切ない状況が浮かぶけど、加奈ちゃんの歌詞は言葉で切ない状況が浮かぶ感じ」
教授「つまり、きょんちゃんはマンガ的で、加奈ちゃんは小説的じゃな」
助手「REGRETは絵が浮かぶ感じだったけど」
助手「あれは富田さんっぽく、中山さんが歌詞を書いたからですよね」
教授「そうそう。あの曲はホントにきょんちゃんっぽくなってて凄いよな」
助手「で、SEVEN YEARS AFTERですが・・・」
助手「誰でドラマを作りましょうか?」
教授「これはなぁ〜」
教授「みやさきかな〜と思うんじゃけど」
助手「おぉ!!需要の少ないみやさき!!」
教授「需要少ない言うな。やる気なくすじゃろが!」
教授「なんとなく、みやさきっぽい。少なくともりしゃみやではないな」
助手「そうっすねぇ。みやさき・・・あぁ、みやさきかも!!」
助手「なんか。みやさきって別れてもウジウジしなさそうですよね」
教授「お互いが何年経っても、あの時の恋を『素晴らしい思い出』として、受け止めそうじゃよな。みやさきって」
教授「いつか偶然出会っても、『久しぶりだね』って感じで、笑いあえそう」
助手「笑いあえそう!!りしゃみやと大違い!!!」
教授「梨沙子は『きっと忘れられない いつまでも』じゃから」
教授「未練たらたらが似合うもんな」
助手「あぁ・・・みやさき、いいですね、この曲」
助手「設定はどうします?」
教授「うーん。設定はそうじゃなぁ」
教授「ちょっと田舎の町がいいな」
教授「田舎の町で、雅と佐紀ちゃんは幼少の頃から一緒にすごしていた」
教授「いわば幼馴染だな」
助手「おぉ!!幼馴染!!!」
教授「佐紀ちゃんが1つ年上の学年じゃが、2人はいつも一緒に遊んでいた」
教授「幼稚園の頃から一緒に居て、中学も同じ、高校も同じ」
教授「そんな2人は、なるべくして自然に、高校生の頃に恋人同士になる」
教授「2人で一緒にチャリンコに乗ってデートしたり、2人で小さい頃から遊んでいた秘密基地に行ったり」
助手「いいですね〜秘密基地!!」
助手「田舎の子って感じッスね!!秘密基地ごっこ」
教授「佐紀ちゃんが住んでた家の、隣に廃屋があって」
教授「そこを2人の秘密基地にしてた」
助手「隣にある時点で秘密でもなんでもないですけどね」
教授「秘密でもなんでもない所を『秘密基地』と呼ぶのが、子供のカワイイ所じゃよ」
教授「ちなみに、隣と言っても田んぼをはさむので、ちょっとだけ離れてる」
助手「なるほど。さすが田舎」
教授「そして2人は、デートの時はいつも最後に」
教授「町全体を見渡せる高台の場所があって、そこに必ず行っていた」
教授「初めて告白したのもそこ。初めてキスしたのもそこじゃ」
助手「おほぉ!!町を見渡せる高台とかイイっすね!!」
教授「何度目かのデートで、佐紀ちゃんが雅ちゃんに、安物だけど指輪をくれたのもそこじゃ」
助手「指輪とか、甘いですねぇ〜」
教授「しかし。ずっと幼少の頃から一緒にいた2人だが、別れは突然やってきた」
教授「1学年上の佐紀ちゃんが、外国の大学に合格し・・・」
教授「この町を離れることになった」
助手「うわっ!!そーきたかぁ!!!」
助手「大学進学じゃ仕方ないですよね・・・」
教授「仕方ないけど、やっぱり雅ちゃんはどうしても一緒にいたくてごねる」
教授「『なんで行っちゃうの?!』と責めずにはいられない」
教授「じゃが、佐紀ちゃんはどうする事も出来ない。進学をあきらめるワケにはいかない」
教授「『大丈夫。落ち着いたら必ず帰ってくるから。ね?』と雅ちゃんを慰めるが」
教授「幼少の頃から、毎日のように一緒にいた雅ちゃんにとって、それはあまりにも遠い別れに感じた」
助手「あぁ〜〜〜」
助手「小さい頃から毎日一緒だっただけに、ダメージでかいですよね」
教授「最初の頃は、互いに電話をかけあったりもしたが・・・」
教授「佐紀ちゃんは大学に通いながら、生活費を稼ぐためのバイトをしているので、忙しいし」
教授「時差もあって生活時間も違うし、通話代も高いので、音信は次第に途絶える」
助手「仕方ないですよね。海外の遠距離恋愛は難しいですよ」
助手「ってか、海外の大学に入ったんですね。凄い」
教授「うむ。海外留学は夢だったし、将来は海外でボランティアとかやりたいとおもっとる」
教授「なので、外国の生活や、外国語に慣れる為に海外を選んだ」
助手「え、偉すぎる。清水さん!!」
教授「まだ高校生の雅ちゃんと、海外ボランティアを夢見る大学生の佐紀ちゃんの恋は、すれ違いが続いた」
教授「雅ちゃんは小さい頃から佐紀ちゃんには甘えてて、離れてるのが寂しくてどうしてもワガママばっかり言ってしまうが」
教授「佐紀ちゃんは大学に通いながらバイトもしてるから、やることが多すぎて、雅ちゃんにあまり構うことが出来ない」
教授「毎日の電話も次第に回数が減り・・・」
教授「翌年、雅ちゃんは雅ちゃんで、就職の為に、田舎を離れてしまい・・・」
教授「2人の音信は事実上、途絶えた」
助手「うわぁ〜〜〜〜!!」
助手「2人とも、故郷を離れてしまったんですね・・・」
教授「故郷を離れ上京をした雅ちゃんは、東京でたくさん友達が出来た」
教授「オシャレで派手好きな雅ちゃんには、都会は凄く合ってたし」
教授「佐紀ちゃんとの思い出が悲しくて辛くって、いっそ忘れてしまいたくて、だから東京では仕事や遊びに没頭し」
教授「田舎に帰ることも、殆どなくなっていた」
教授「こうして2人が田舎を離れ、互いに離れ離れになって7年の月日が流れた・・・」
助手「きた!!ここからSEVEN YEARS AFTERですね!!」
教授「お盆に田舎に戻って来た雅ちゃんは、7年ぶりに、2人の思い出の場所を尋ねた」
教授「昔は佐紀ちゃんと一緒に平気で駆け上がっていた、あの坂道も・・・」
教授「都会に慣れてしまった雅ちゃんには、ものすごく坂がきつく感じて、息を切らしていた」
教授「坂を駆け上がると、佐紀ちゃんの家が見え・・・隣には、廃屋もあった」
教授「2人で落書きした壁も、まだ残っていた」
助手「田舎の廃屋って、中々撤去されないですもんね」
教授「夏の暑い日ざしの中、学生時代からお気に入りの帽子を深く被る」
教授「その瞬間、『みや、その帽子、チョー似合うよね』と言って微笑む、佐紀ちゃんの姿が思い出された」
教授「この7年間、佐紀ちゃんを思い出すたびに、辛くて忘れたくてどーしょーもなかったけど」
教授「今はその思い出が、熱く眩しく思える」
教授「と同時に、優しかった佐紀ちゃんにワガママばっかり言ってた事が悔やめて仕方がない」
助手「おぉ〜〜〜」
助手「大人になったんですねぇ、夏焼さん!!」
教授「やがて、2人でいつもデートしてた、町の高台を訪れる」
教授「一望できる町並みと、遠くに広がる山々。そしてギラギラに眩しい、太陽の光」
教授「その町並みを眺めながら、雅ちゃんは鞄の中から、1通のエアメールを取り出す」
教授「夢叶え、海外ボランティアでアフリカ大陸の諸国を回っているという、佐紀ちゃん」
教授「最後の行には『ずっと側に居てあげられなくて、ごめんね』と綴られていた」
教授「小さい頃から優しくて、いつも側に居てくれて、でも突然雅ちゃんの元を離れた佐紀ちゃん」
教授「最初の頃は自分が捨てられたような気がして、佐紀ちゃんを憎んだりもしたし、出会った事すら恨めしく思えてた」
教授「だけど、今は、雅には分かるような気がするのであった」
教授「優しい佐紀ちゃんだから、自分にあれだけ優しくしてくれた佐紀ちゃんだから・・・」
教授「外国で飢えや病気で苦しむ子たちを、見過ごす事なんて出来なかったんだ」
教授「優しいから、自分の元を離れ、優しいから、この町を離れ、優しいから、遠い海の向こうへ行ったんだ・・・」
助手「な、夏焼さん!!!」
助手「成長したんですね〜夏焼さん。偉い!!偉いぞ、夏焼!!!」
教授「ふと雅ちゃんが、高台から空を見上げると・・・」
教授「ギラギラの太陽の向こうに、昼間の日光に隠れ、今にも消えそうな微弱な輝きを放つ星が見えた」
教授「その星をみると、7年前の思い出が急激に蘇る」
教授「佐紀ちゃんが外国へ渡って数日後。雅ちゃんはこの高台に立ち」
教授「悲しくて何もかも忘れたくて、佐紀ちゃんから貰った指輪を、空へ投げ捨てた」
教授「そのとき、太陽の光に照らされた、投げ捨てた指輪の輝き。その輝きに、昼間の星は似ていた・・・」
教授「風がそっと頬を撫でる」
教授「雅は空を見て思う・・・」
教授「今、東京には桃子と言う恋人が居て、自分は凄く幸せだけれど・・・」
助手「嗣永さん!!!」
助手「つーか、やっぱり、年上の恋人を選ぶあたりが、夏焼さんですよね」
教授「桃子に佐紀ちゃんの面影を感じて、付き合ったからな」
教授「でも。今、恋をして幸せだけれど・・・あんなに傷つけあう恋なんてもう・・出来ない」
教授「傷ついて泣いて忘れたくて忘れられなくて・・・」
教授「でも。何年経っても、思い浮かぶのは、佐紀ちゃんの強気な笑顔」
教授「自分がどれだけ佐紀ちゃんを好きだったか、7年経って気づいた・・・」
教授「だけど、失くした時は決して二度と戻らない。佐紀ちゃんと一緒に生きる事は、もう、ないのだろう」
教授「だからこそ。あの時の思い出は、何よりもキラキラと、雅の胸の中で輝いていた・・・」


失した時は決して二度と 戻らないの
だからいちばん光る
こんなに遠く離れた今も すごい日々は
胸で輝くの 熱く WOWWOWWO

時間の風が恋のキズを 白く染めて
甘く優しく変える
あなたに遭えてよかった 今はそう思うの
この青い空の下で
抱きしめたい あの日の全部を 強く WOWWOWWO


教授「・・・・・・・・・」
教授「ってな感じでどーでしょう?」
助手「おぉおおおおおお!!」
助手「みやさき、いいじゃないですかぁ!!!」
助手「ってか。清水さんのキャラが、ピッタリですな」
助手「清水さん、海外ボランティア留学とか似合うなぁ〜」
教授「佐紀ちゃんはなんか、そう言う役がハマるんじゃよなぁ」
教授「ワシの中で、佐紀ちゃんはかなり、配役として使い勝手がいいな」
教授「佐紀ちゃん、演技力あるから、重い役をやらせたくなるんじゃよな」
教授「まぁ・・・そんなこんなで」
教授「プリプリソングドラマの続きは後編で!!」
助手「!!!!!」
助手「あれ?!いつの間にか、今回が中編になってる?!!」
助手「あれれ?今回が確か、後編だったはずでは?!」
教授「・・・・・・・・・・」
教授「イナイレトークが長引いたので、続きは次回に回しました・・・」
助手「また、ノープランかよ!!!」
助手「長引いたと言うか、最初から長々と喋る気マンマンだったでしょ!イナイレトーク!!」
教授「らって、イナイレ楽しいんらもん。いっぱい喋りたいんらもん・・・」
教授「ま、まぁ。なにはともあれ、続きは後編じゃ!!!」
助手「ホント。いつもながら、ザルスケジュールですみません。みなさん」


(後編へつづけ!!)