【今度は】ベリカプでプリプリソングのドラマを作ろう!!【プリプリ】


教授「ベリカプでプリプリソングのドラマをつくLOW!!」
助手「また、その場の思いつき企画かぁあああああああ!!!!!
助手「な、なんなんですか?今度の企画は?!!」
教授「その名の通り、プリプリソングでベリカプドラマを作るのじゃ・・・」
助手「作るのじゃ!!じゃ、ないですよ!!」
助手「また。しょーこりもなく・・・ボクは悲しいです!!!」
教授「うむ。泣くほど喜んでもらえてなによりじゃ!」
助手「喜んでないでしょ・・・明らかに。嘆いてるんですよ」
助手「なんでなんでも、コラボにしちゃうんですか!教授は!!!」
教授「うむ、何故なら・・・プリプリ単体でトークしても、誰もついて来てくれないから」
教授「ベリをエサにして、プリプリを語り鯛!!」
助手「エサにしてる自覚はあるんスね・・・」
教授「うむ!ある!」
教授「とりあえず、『りしゃみや』や『みやもも』あたり出せば、みんな元ネタを知らなくても食いついてくれる!!」
教授「雅ちゃんのカップリングは偉大じゃな!!」
助手「えぇ、偉大ッスね、夏焼さんは」
助手「で。その偉大な夏焼さんをエサにして、何を話したいんですか?」
助手「プリプリソングのドラマって・・・」
教授「うむ」
教授「プリプリの曲は『M』なんかを聞いてもらっても解ると思うが」
教授「かなり恋愛ドラマっぽいじゃろ?」
助手「そうですね。ドラマ仕立てですよね。ストーリーがありますよね」
教授「『M』とか『友達のままで』とか『One』とか、みんなドラマ仕立てじゃ」
教授「で、そこら辺の恋愛ドラマ仕立ての曲は作詞が富田京子なのじゃが、女子に凄く人気がある」
教授「それは何故かと言うとじゃ・・・」
助手「はい」
教授「作詞の富田京子が書く詞は、『携帯小説』臭せーからじゃ」
助手「・・・・・・・・・・・」
助手「褒めてるのか貶してるのか解らん!!!
助手「そ、それは、ほ、褒めてるのですか?教授」
教授「うむ。褒めてるぞ!」
教授「キョンちゃんの書く詞は携帯小説臭いので、ゆとり女子に大人気なんじゃ!!」
助手「絶対褒めてない!絶対褒めてない!それ!!」
教授「それに比べて加奈ちゃんの歌詞は、かなり詩的だったり、大人の恋愛だったりなので」
教授「逆に難しくて、あまり人気がない。加奈ちゃん派は少女には少ない。お水とかに多い」
教授「解りやすい恋愛ドラマのキョンちゃんの歌詞の方が、女子にウケるのじゃ」
助手「な、なるほど。解る気はするけど・・・それにしても、富田さんの扱いが低いですね」
教授「うむ!ちなみにワシは、こー見えて、キョンちゃんのファンじゃったので誤解なきように!」
助手「そうですか。むかしから教授は、推しメンに限って、扱いが低いんですね・・・」
教授「登茂ちゃんファンの友達と、『キョンちゃんてドラえもん顔だよな』って、一緒にバカにしてたからな」
助手「酷い扱いだ・・・」
教授「でも、ワシもキョンちゃんの詞は好きじゃぞ?いかにも女子が好きな、夢見がちなドラマって感じで」
教授「加奈ちゃんは本人が大人な恋愛いっぱいしてるから、リアルだし、詩的だし、重いんじゃよな」
教授「それに比べてキョンちゃんは、ただの妄想ドラマだから」
助手「だから・・・もっと素直に富田さんを褒めてあげてくださいよ、教授」
教授「でも、『レイン』とかはキョンちゃんの曲の中でも名曲じゃぞ!超カッコイイ!!」
教授「でだ・・・」
教授「あのケータイ小説臭さが、なんか『ゆりもも』とかに似合うよな。キョンちゃんの歌詞」
助手「なるほど・・・そーきたか!!」
教授「ってか、桃子はキョンちゃんの世界感、絶対好きそう!!」
教授「『M』とか・・・桃子は絶対、みやももで妄想したいと思う」
助手「消せないアドレス『M(みやび)』のページを・・・ですね!!!」


☆みやももで『M』のドラマを演じてみよう!!

教授「とりあえず、いつものお約束・・・」
教授「つべ様では『M PRINCESS PRINCESS』の呪文で腐るほど出てきます!!」
助手「わっさわさ出ますね。さすがM!!」
教授「そして、歌詞はこちら!!!」
助手「おぉ!歌詞まで乗せるとは、いつになく親切」
教授「うむ。SPEEDに比べて、知らない人率がダントツ高いからな・・・プリプリは」
教授「いつもは頼みのワシの身内も、プリプリヲタはさすがにいないしな!!」
助手「つーか。それだけリスクが多いのを知ってて、尚もプリプリネタを放つ教授に、ボクは感服ですわ」

M  

(作詞:富田京子  作曲:奥居香)


いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった
季節はまた変るのに 心だけ立ち止まったまま
あなたのいない右側に 少しは慣れたつもりでいたのに
どうしてこんなに涙が出るの
もう叶わない想いなら あなたを忘れる勇気だけ欲しいよ
You are only in my fantasy
今でも覚えている あなたの言葉 肩の向こうに見えた景色さえも So once again
Leavin' for the place without your love
星が森へ帰るように 自然に消えて ちいさな仕草も はしゃいだあの時の私も
いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった
季節はまた変るのに 心だけ立ち止まったまま

出会った秋の写真には はにかんだ笑顔 ただ嬉しくて
こんな日がくると思わなかった
瞬きもしないで あなたを胸にやきつけてた 恋しくて
You are only in my fantasy
あなたの声 聞きたくて 消せないアドレスMのページを指でたどってるだけ So once again
Leavin'for the place without your love
夢見て目が醒めた 黒いジャケット 後ろ姿が誰かと見えなくなっていく So once again
You are only in my fantasy
星が森へ帰るように自然に消えて ちいさな仕草も
いつまでも あなたしか見えない 私も



教授「これが、Mの歌詞じゃ!!」
助手「おぉおおお!!」
助手「歌詞が切ない!!」
教授「な。ケータイ小説っぽいじゃろ?キョンちゃんの歌詞」
助手「確かに・・・いわれて見ると、携帯小説臭いかもしれない・・・名曲なのに」
助手「でも。みやもも・・・いいかもしれないですね!!」
助手「『あなたのいない右側に』が・・・」
助手「『愛には愛でしょ』の時も、夏焼さん、右ですよね!!」
教授「おぉ!!確かに!!ステキな偶然!!」
教授「とりあえず。ドラマのシチュエーションとしては・・・そうじゃなぁ」
教授「学園ドラマで・・・雅ちゃんが秋に、ベリーズ学園に転校してきて2人は出会う」
教授「席は、たまたま空いてた、桃子の右隣の席じゃ!!」
助手「キターーー!!たまたま空いてた隣の席に転校生!!」
助手「携帯小説くさい!!」
教授「キョンちゃんの歌詞だからな、携帯小説くさくなるのは仕方ない。むしろ上等!!」
教授「でじゃ・・・・」
教授「桃子はちょっとクラスの根暗タイプで、あまり、クラスメイトに溶け込めてない女の子」
教授「別にイジメとかにはあってないけど、あまり馴染めてなくて、いつも漫画ばっか読んでる」
助手「漫画ばっか読んでるから、尚更周りは声をかけづらいですよね」
教授「うむ。そんな折、雅ちゃんが転校してきて隣の席になる」
教授「自分と見るからにま逆の派手派手タイプのギャルが来て、桃子はなんとなく恐縮するのじゃが」
教授「雅ちゃんは気軽な感じで『よろしくね!』って」
助手「なるほど。転校生の方が、すぐに溶け込めるタイプなんですね」
教授「桃子はちょっと躊躇うが、雅ちゃんは桃子の持ってる漫画を見て『あ、うちも読んでるよ。ソレ』って」
助手「おぉ!気さく!!」
教授「転校してきた記念に、雅ちゃんがクラスメイトと写真を撮りたいと言った時も」
教授「雅ちゃんはまっさきに、隣の桃子を『一緒に写ってくれる?』と誘ってくれた」
教授「で。そんな社交的で人気者タイプの雅ちゃんは、すぐにクラスの人気者になる」
教授「千奈美や佐紀ちゃんと、すぐに友達になるのじゃ」
助手「キター!夏焼さんの友達役常連、ちなさき!!」
教授「一方。桃子は相変わらず漫画ばっか読んでるが、何故か雅ちゃんは桃子を気にかけてくれて・・・」
教授「教室移動の時とか、一緒に誘ってくれたりする」
教授「休み時間なんかも、隣の桃子に話かけたり、トランプに入れてくれたりする」
教授「そうしていくうちに・・・別にロクすっぽ楽しいワケではなかった、桃子の学園生活が・・・」
教授「少しづつ楽しくなり、笑顔の時間が増えてくる」
助手「おぉ・・・!!」
教授「もっとも。別に親友になったワケではないし、雅ちゃんは友達もいっぱい居て人気があったから」
教授「せいぜい隣同士の席で、一緒にふざけ合ったりする程度だったけど」
教授「それだけでも毎日が楽しくて、嬉しくて、仕方がなかった」
教授「しかし――」
助手「し、しかし?!!!」
教授「2カ月後。ある日の教室移動の帰り、桃子は雅ちゃんに声をかけられた」
教授「ちょっとだけ、いい?もも・・・」
教授「放課後。一緒に屋上、来てくれる?話したいことあるんだ」
助手「おぉおおおお!!秘密の密談!!!」
教授「桃子は予想外の展開にテンパる」
教授「隣同士の席で話す程度の中の自分を、何故、屋上に呼び出すのだろう?」
教授「でも、みやは何かと自分を気にかけて、色々話しかけてくれるし・・・」
教授「も、もしかして・・・もものこと、好きだったり、しちゃったり?!」
助手「妄想先走ってますなぁ〜。さすが、漫画ヲタク」
教授「すっかり舞い上がって屋上へと向かう桃子。すると、そこには夕日に染まる屋上のフェンスがあり」
教授「その前に、真剣な顔の雅ちゃんが居た」
教授「桃子はドキドキしながら・・・『ど、どうしたの?話ってなに?みや』と問いかけた」
教授「高鳴り続ける心臓・・・だが、そんな桃子に告げられた言葉は!!」
助手「こ、言葉は?!!」
教授「『うち・・・また転校するんだ』」
助手「・・・・・・・・・・・・」
助手「うわぁあああああああああああああ、嗣永さん!!イキロ!!!!」
教授「ウキウキしてた心は一気に凍りつく」
教授「『え?て、転校・・・?!だ、だって、ま、まだ、2ヶ月しか!!!』」
教授「しかし、雅ちゃんは答える。『うん。いつものことだから・・・』」
教授「『い、いつものこと?』『せいぜい長くて半年。いつもすぐに転校しちゃうんだ』」
助手「・・・・・・・・そっか」
助手「転校家族なんですね、夏焼さんは」
教授「呆然とする桃子に、雅ちゃんは薄く笑う。『・・・2ヶ月の間。ありがとうね、もも』」
教授「『いつも短い間しかいれないからさ・・・友達作るのとかすっごい大変でさ』」
教授「『短い間だけど、やっぱり、楽しい思い出はいっぱい欲しいから・・・』」
教授「雅ちゃんは言う。だからいつも、まずは隣の席の子と友達になるんだ・・・と」
助手「なるほど。2ヶ月じゃ、クラス中と友達になる時間はないですからね」
助手「隣の席の子と仲良くなるんですね」
教授「でも。転校先によっては、初日から慣れなれしくて嫌がられる時もあったけど」
教授「『ももは優しく話とか聞いてくれたり、ウチになにかと付き合ってくれたり、凄い嬉しかった』と」
教授「桃子は根暗な自分を明るい雅ちゃんが話しかけてくれたり、誘ってくれたりしてくれて、嬉しかったワケじゃが」
教授「雅ちゃんは雅ちゃんで、短い間だったけど、自分に優しく接してくれて、感謝しておるのじゃ」
助手「おぉおおおお!切ない」
助手「か、悲しいぜ!!夏焼さん!!!!」
教授「屋上から見える夕日。」
教授「雅ちゃんの肩越しに見た夕日と、雅ちゃんのさよならの言葉が、胸の中を悲しみで染める」
教授「桃子は泣きそうな顔を隠すようにうつむきながら、雅ちゃんの言葉を受け入れるしかなかった」
助手「仕方ないですよね・・・・こればっかりは」
教授「うむ。こうして。雅ちゃんは冬を待たずして、学校を離れて行った・・・」
教授「恋人になったワケではない。親友になったワケでもない2人じゃが」
教授「また誰もいなくなってしまった、自分の右隣の席が、桃子には妙に寂しく思える」
教授「出会ったのは秋。だけど、雅ちゃんは冬を待たずして、自分の隣を去っていった」
教授「季節は巡る。やがて冬が来て春が来て夏がくる・・・」
教授「だけど、雅ちゃんが隣に居た、あの秋の日まま・・・心は立ち止まっていた」
教授「出会った秋の日に。一緒に記念に撮った写真には、慣れない写真で恥ずかしそうにはにかむ自分と」
教授「隣には、優しい笑顔の雅ちゃんが、あの日の笑顔のままでいた」
助手「うわぁ〜〜。嗣永さん・・・・泣ける」
助手「こんなに切ない嗣永さん、中々ロマヲタでお目にかかれませんぜ!教授!!」
教授「そう・・・」
教授「いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった」
教授「季節はまた変るのに 心だけ立ち止まったまま・・・」

あなたのいない右側に 少しは慣れたつもりでいたのに
どうしてこんなに涙が出るの
もう叶わない想いなら あなたを忘れる勇気だけ欲しいよ
You are only in my fantasy
今でも覚えている あなたの言葉 肩の向こうに見えた景色さえも So once again
Leavin' for the place without your love
星が森へ帰るように 自然に消えて ちいさな仕草も はしゃいだあの時の私も
いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった
季節はまた変るのに 心だけ立ち止まったまま

出会った秋の写真には はにかんだ笑顔 ただ嬉しくて
こんな日がくると思わなかった
瞬きもしないで あなたを胸にやきつけてた 恋しくて
You are only in my fantasy
あなたの声 聞きたくて 消せないアドレスMのページを指でたどってるだけ So once again
Leavin'for the place without your love
夢見て目が醒めた 黒いジャケット 後ろ姿が誰かと見えなくなっていく So once again
You are only in my fantasy
星が森へ帰るように自然に消えて ちいさな仕草も
いつまでも あなたしか見えない 私も



教授「・・・・・・・・」
教授「ってな感じでどーじゃ!!助手よ!!!」
助手「えぇ・・・・」
助手「予想以上です!予想以上に、みやももソング!!!!」
助手「この企画・・・何気にイケますね!!!」
教授「じゃろ?!富キョンの歌詞、中々ベリカプにマッチするじゃろ?!!」
助手「おぉ!キョンちゃんからついに、富キョン呼ばわり!!」
助手「しかし、最初は企画倒れかと思ってたけど、意外にイケますなぁ」
助手「プリプリの話と言うよりも、あくまで、プリプリの歌詞を使ったベリ同人ネタですからね」
教授「うむ。」
教授「でも、これを期に、ちょっと知らない人にプリプリ聞いて欲しいな」
教授「隠れた名曲、多いからな」
助手「『M』はチョー有名だけど、そんなにボクも他のは詳しくないです」
教授「隠れた名曲じゃと、『REGRET』とか、すっごい好きじゃな」
教授「つべ様では、『REGRET プリプリ』でどーぞ」
教授「これ、梨沙子に歌わせたい!!」

 

☆りしゃみやで『REGRET』のドラマを演じてみよう!!

助手「REGRETって事は・・・後悔って意味ですね」
教授「REGRETは未練とも後悔とも取れるが・・・歌詞的に『後悔』っぽいな」


REGRET

(作詞:中山加奈子  作曲:奥居香 )


遠く幼い恋が輝いてる ずっと忘れられない あの人へ

約束に遅れてベルが鳴る それだけでケンカできた頃
肩を抱く手のひらのぬくもり あの部屋の灯り消した夜
声が聞きたい 今どこにいるの どんな人 あなたは愛してるの
夢の中 探し続けては立ち止まる すべては遅すぎると

ふたり肩を寄せたあの部屋にも
知らない色のカーテン 揺れるだけ

ありふれた とても小さな嘘 なぜ私許せなかったの
たくさんの不器用な優しさ 笑い声 街角の指輪
季節はずれの 心が泣いても 気付いてる 二度と戻れないこと
思い出は キラキラと胸を染めながら 私を傷つけてく

抱きしめられるたび祈るように
結ばれる未来を 信じていた

誕生日のKISS クリスマス 夜のバス停
もう かえらない
海を見ていた夏 はぐれた指

子供たちの声と優しい人と
もう暮らしてるかもしれないのに
今も 振り向くといつでも切なくなる
届かないあなたに恋したまま
遠く幼い恋が輝いてる きっと忘れられない
いつまでも




助手「これは『後悔』ですね!!」
教授「未練じゃとあくまで『後ろ髪引かれる』想いじゃが、後悔は『ほぞを噛む』って感じじゃな」
教授「で。この曲は、『すべては遅すぎる と知ってるのに、きっと忘れられないいつもでも・・・』じゃから」
教授「完全に後悔じゃろ」
助手「つーか、このしつこさは確かに、菅谷さんっぽい!!」
教授「結婚してるかもしれない年齢になっても・・・夏焼を忘れられないんじゃぞ!!梨沙子!!!」
助手「うわ〜!!忘れなそ〜〜〜!!!」
助手「なんか菅谷さんって、将来、適齢期になっても、夏焼さん以上の人が現れなそうで心配ですよね」
教授「うむ。凄く心配・・・」
教授「雅ちゃん以上の理想の人、多分、一生みつからないじゃろ?」
教授「出会ってから、約8年間、未だに夏焼以上が現れてないんじゃから・・・」
助手「『REGRET』になりそー。菅谷さん」
助手「『遠く幼い恋が輝いてる ずっと忘れられない あの人へ』ですものね!!」
教授「梨沙子はホント、『幼い恋』が『永遠の恋』になりそうな気がしてならん」
助手「『たくさんの不器用な優しさ』ってのが、また、夏焼さんっぽいですよね」
教授「そうそう!不器用な優しさなんよ、雅ちゃん!!」
教授「これの梨沙子のライバルの女は誰がいいかな〜」
助手「誰がいいですかね。夏焼さんがもう、戻ってくることはないんですよね」
教授「この絶望的な状況は・・・やっぱ、佐紀ちゃんかな!!」
教授「設定はそうだな。大学とかいいなぁ〜」
助手「おぉ!りしゃみやで大学の設定、斬新ですね」
教授「2人はテニスサークルで出会い、美形のお似合いカップルとしてサークル内でも有名なカップルとなった」
教授「最初はずーっとラブラブで幸せな思い出ばかりが溢れ返っていた」
教授「だけど・・・」
助手「だけど?!」
教授「きっかけは小さな嘘だった」
教授「小さな嘘でデートの約束を不意にされてしまう梨沙子」
教授「雅ちゃんは単に、他の友達とのどうしてもハズせない約束を優先させる為に・・・」
教授「嫉妬深い梨沙子を気遣って、嘘をついたワケじゃが」
教授「その嘘がひょんな事からバレ、2人はケンカをしてしまう」
助手「うわ〜〜!菅谷さん!!考え直して、菅谷さん!!!」
教授「2人はケンカ別れしてしまい・・・」
教授「梨沙子は後悔するのじゃが、なんとなく素直になれなくて、無駄に時間を燻らせてしまう」
教授「すると・・・」
教授「そうしているウチに、雅ちゃんが、同じサークルの先輩の佐紀ちゃんと付き合ってると言うウワサが流れる」
助手「ぎゃぁ!!!素直になれないうちに!!菅谷さんのバカ!!」
教授「最初は半信半疑だったが」
教授「元々2人は凄く気の会う2人であり・・・実際に梨沙子も、サークルで2人を観ているうちに」
教授「その噂が本当である事を、梨沙子は悟る」
助手「清水さん、夏焼さんに関しては最強の敵ですからねーー!!!」
教授「梨沙子はケンカ別れをして、謝れなかったことに、後悔の念を抱きながら・・・」
教授「2人が仲良くしてる姿を観るのが辛くて、サークルを辞めてしまう」
教授「そして辞めて以降は、雅ちゃんや佐紀ちゃんと関わることのないままに、やがて大学を卒業する」
教授「就職し、OLとして会社にも勤めた」
教授「上司の飯田さんや、OL仲間の千奈美など・・・みんな仲良くしてくれたし、幸せではあった」
助手「出たな!脇役常連、飯田さん!!」
教授「だけど・・・」
教授「カワイイ梨沙子に、声をかけてくれる人はたくさんいたけど、誰のことも好きになることは出来なかった」
教授「目を閉じると、雅ちゃんの思い出ばかりが脳裏に焼きついていた」
教授「誕生日もクリスマスも夜のバス停も・・・・」
教授「ステキな思い出は、キラキラと胸を染めながら、梨沙子を傷つけてく」
助手「ひぃ・・・せ、切ない!!」
助手「未練たらたらじゃないですか。菅谷さん!!」
教授「そんなある日。梨沙子は会社帰り・・・思い立って、雅ちゃんが住んでいたアパートを訪ねにいった」
教授「2人っきりで肩を寄せていた、思い出のアパート」
教授「しかし。アパートの前に立ち、梨沙子はハッとして表情を浮かべた」
教授「雅ちゃんの部屋の窓にかかるカーテン」
教授「それは知らない色のカーテン。・・・雅ちゃんが好むとは思えない色のカーテン」
助手「な、なんと!!!」
助手「夏焼さんが好むとは思えない色のカーテン・・・つまりそれは!!」
教授「大学に通うために1人暮らししていた雅ちゃんは、実家に帰ったのか、それとも社会人になって引っ越したのか・・・」」
教授「もしくは。今もそこに住んでいたとしても・・・一緒に住んでいる人がいて。その人の趣味でかけてあるカーテンなのか」
助手「もしかしたら、キャプテンの趣味かもしれないですね・・・そのカーテンは」
教授「いづれにせよ。そのカーテンを見て、梨沙子は悟るのじゃ。すべては遅すぎる・・・と」
教授「梨沙子は思う。」
教授「もう、忘れなきゃいけない・・・もう、みやの事は忘れなきゃダメだ!!と。」
教授「だけど・・・」

子供たちの声と優しい人と
もう暮らしてるかもしれないのに
今も 振り向くといつでも切なくなる
届かないあなたに恋したまま
遠く幼い恋が輝いてる きっと忘れられない
いつまでも


助手「・・・・・・・・・・・・」
助手「せつなーーーーーい!!!!」
助手「菅谷さん!!あぁ・・・ガースー!!!!切ない!!!」
教授「な!ピッタリじゃろ?梨沙子に!!!」
助手「いいですね。プリプリの歌詞、合いますね!!」
助手「あれ?でもこれ、中山さんなんですね。富田さんじゃないんだ」
助手「少女漫画チックだから、てっきり富田さんかと」
教授「うむ。実はな、加奈ちゃんが『きょんちゃんっぽく書いた』歌詞が、この『REGRET』の歌詞なのじゃ」
教授「なので加奈ちゃん作詞だけど、富きょん的な少女漫画チック」
助手「へーー!!そうなんだ。中山さん、凄いな!!」
教授「で。このREGRETはPOWERと両A面だったのじゃが」
教授「実はPOWERの方はきょんちゃん作詞で、こっちはきょんちゃんが『加奈ちゃんッぽく』詞を書いてる」
助手「おぉ!それは面白い」
助手「じゃぁ、そっちはそっちで、富田さん作詞だけど、中山さんっぽい歌詞なんですね!!」
教授「・・・・・・・・・・・」
助手「・・・・・・・・・・・」
教授「・・・・・・・・・・・」
助手「え・・・・もしや?」
教授「『POWER』はどっからどーみても、加奈ちゃんの歌詞ではないなぁ〜」
助手「・・・・・・・・・・・」
助手「ダメじゃん!!富田さん!!!」
教授「いや。加奈ちゃんっぽい単語をチョイスしてんだけど、なんか・・・薄い」
助手「中山さんがちゃんと出来てるだけに、富田さん残念ですね」
教授「そこが富きょんの推せるトコじゃよ」
教授「まぁなにはともあれ・・・」
教授「次の後編で、もう1本、りしゃみや設定行くぞ!!」
助手「おぉ!!また、りしゃみやですか!!」
教授「次はワシの中でのプリプリ神曲じゃ!!!」
教授「呆れないで、みんなついて来てくれ!!いや、ついて来てください。お願いします!!」
助手「しかし・・・SPEEDならともかく、プリプリでホントに後編まで引っ張るとは」


(つづけ!!!)