しみヤギ教授の:『ベリーズ・カップリング 論』
 
<放課後DOKI!DOKI!カップリング課外授業B>




―#6.5、インタールード―



――キーンコーーンカーーンコーーーン。


助手「さて、それではいよいよラストですね」
助手「しみちゃん!!」
教授「そうじゃな、ジョシュ・・・」
教授「・・・・・・・・・・・・・・・」
教授「つーか、ワシだけ『しみちゃん』呼ばわりで恥ずかしいのじゃが・・・」
教授「お前はアダナになってもジョシュでズルいぞ!!」
助手「仕方ないじゃないですか、しみちゃん。僕は略してジョシュなんですもん」
助手「だって僕の本名は」
助手「ジョシュフィーヌ、ハーレーダビットソン、モイスチャーコントロール、ヒモパ・・・」
教授「えーーーい!長い!!もう一回言わんで良い!!」
教授「特別な呼称で呼び合うの、ヤメじゃヤメ!!」
教授「通常通りに戻すぞ!!」
助手「えーーーー!」
教授「えーーーー!じゃない!!」
教授「では、第3回目始めるぞ!!」
教授「まず。今日の『しみヤギ教授の豆知識』は・・・」
教授「SSAのソロDVDの夏焼雅は、自分のソロDVDに出てる時が一番つまらない!!
助手「・・・・・・・・・・・・・・」
教授「・・・・・・・・・・・・・・」
助手「マジですか?」
教授「うむ。ワシは全部見たのじゃが、自分のソロDVDに出てる雅ちゃんが一番つまらない」
教授「アイツは他の人のDVDに出て、ジャイアンかましてる時が一番オモシロかったぞ」
教授「恐怖BOXのコーナーなんて、自分の回。いづれも瞬殺じゃぞ?」
教授「躊躇いもせず怖がりもせず、さっさと触ってさっさと瞬殺」
教授「あめ玉のコーナーも、テキトーにポンポンと2回乗せて」
教授「間違ってたら、『あー。ダメでした』でアッサリ終了。ホントあいつは、TVに向かない女じゃよ」
助手「そう言うコーナーをやる趣旨を、解ってなさそうですよね・・・」
教授「恐怖BOXなんて正解不正解はどーでもいいのじゃよ」
教授「触るのを怖がったり泣いたりしているメンバーの姿を見るのが、本来の目的じゃろ?」
教授「なのに、速攻箱に手を突っ込んで、速攻解答」
教授「問題がタコの時なんて、コーナーの長さ、10秒ぐらいで終わったぞ!!」
助手「つまらねーーーーーーー!!!」
教授「まぁ、ワシぐらいの偏屈ヲタになると」
教授「そんな雅ちゃんの空気読まないっぷりが、ある意味面白いのじゃが・・・」
教授「フツーに考えると、雅ちゃんのが一番つまらん」
教授「それより雅ちゃんは、他の人の恐怖BOXのコーナーに出て」
教授「誰よりも率先して、無理やり触らせようとしたり怖がらせようとしているジャイアンっぷりが、サイコーに愉快じゃ」
教授「アイツ、ホント酷いぞ。『行っちゃえ熊井ちゃん』とか言って、シラタキを目隠ししてる友理奈の手にかけたからな」
助手「酷いジャイアンですね」
助手「自分はあぁ言うの怖くないからって、やりたい放題ですね」
教授「また。梨沙子のDVDなのに、雅ちゃんがセンターキープでりーちゃんが思いっきり見切れてたり」
教授「梨沙子のDVDでドクロタオルをマントの様に広げてたり」
教授「人様のDVDの方が、アイツはジャイアン発揮しまくりでオモシロかった」
助手「じゃぁ雅ヲタの人は、他のDVDを見たほうがイイって事ですね」
教授「そうじゃな。個人的には桃子と梨沙子のDVDの雅がオススメじゃな」
助手「つーか、人のDVDの夏焼さんの方が面白いって、良く考えると残念ですよね・・・」
教授「なんつーか、そこが雅ちゃんらしいがのぉ」






―#7、りしゃもも―

教授「そんなワケで」
教授「今日はりしゃももからスタートじゃ!!」
助手「りしゃももですかー」
助手「りしゃももってそんなに聞いた事のない組み合わせですけどねー」
教授「ワシはかなり昔から好きなんじゃよ」
教授「りしゃももは桃子がカワイイからな」
助手「嗣永さんがですか?」
教授「梨沙子はあんまり桃子と一緒にいても可愛くないが・・・むしろ憎らしい事の方が多いが」
教授「りしゃもも時の桃子は健気でカワイイので、桃子ヲタとしては推しておる」
助手「へーー。嗣永さんがカワイイんですか。意外だなー」
助手「でも。ここもベリーズの人気メン2人の組み合わせですよね」
助手「なのに、なんでみやもも程の人気はないんですかね?りしゃももって・・・」
教授「りーちゃんがあまりに雅にガチすぎるからじゃ」
教授「雅は『りしゃみや』以外にも派生カプはあるが、梨沙子は『りしゃみや』以外、殆ど有名なのないじゃろ?」
教授「結局。梨沙子があまりに雅に対してガチすぎるので、他のカップリングが作れないのじゃよ」
教授「りしゃみや自体はガチではないのじゃが、梨沙子の雅に対する思いは誰がどう見てもガチじゃからな」
助手「確かに。菅谷さんはわかり易いですからねー」
教授「だから梨沙子は、りしゃみや以外のカップリングが生まれないのじゃよ」
教授「りしゃももって何気に舞台裏で多いワリに全く流行らないのは、確実にそのせいじゃな」
教授「ワシも最初は結構りしゃももを推してたのじゃが・・・」
教授「あまりに梨沙子が雅に一途なモンで、桃子と無理やり組ませるのが段々申しわけなくなってきたのじゃよ」
教授「梨沙子の一途さを見ていると、『りーちゃんゴメンネ。桃子なんかとカップリングで組まされるのヤダよね、りーちゃん』」
教授「『解った。ちゃんと、りしゃみやで組ませてあげるからね。ゴメンネ、りーちゃん』って気持ちになるのじゃ」
助手「・・・・・・。」
助手「ヲタにカップリングの組み合わせまで気遣われる菅谷さんて、スゴイですね・・・」
教授「うむ。まぁ、ワシは梨沙子の嫌がることは絶対にしない!と言う信条があるのでな」
助手「つーか、りしゃももを推す事が菅谷さんの嫌がる事桃子ヲタに思われてるのが、すでに残念ですよね・・・嗣永さん」
教授「そうじゃなぁ〜」
教授「りしゃももの良さはな、『桃子が不憫で可哀想』な所なのじゃよ」
助手「・・・・・・・・と言うと?」
教授「うむ。どう言う事かと言うとじゃ・・・」
教授「桃子と言う子はな、昔からひとりぼっちのメンバーを救済する習性がある」
教授「舞波がいい例じゃろ?」
教授「千奈美がSSAのDVDの中で、『桃子ちゃんは凄く周りを良く見ている』と言っておった」
教授「『誰かが落ち込んでたときは、「大丈夫?」って声をかけたり』、凄く周りを見ておるらしい」
教授「で、それはワシもな。兼ねてから思っておったのじゃ」
教授「アイツは周りを良く見ているので、舞波がひとりになってるのに気づくと、それまで他のメンバーと一緒にいたのに・・・」
教授「いつの間にか舞波と2人っきりになって話しかけていたりする」
教授「そうやって桃子が舞波をフォローする事で、舞波はメンバーに溶け込みきれてないなりになんとかなっておった」
教授「で・・・舞波自身も。そんな桃子に物凄く感謝をしておった」
教授「なんかの雑誌インタビューで『桃子ちゃんは凄く優しいです』と言ってたからな。舞波」
助手「へー。優しいですね、嗣永さん」
助手「でも確かに。嗣永さんて周りを良く見てる感じはしますよね」
助手「空気を読むと言うか・・・出来る子ですよね」
教授「うむ。アイツと茉麻がいるから、ベリーズはあれだけバランバランでも、どーにか成り立っているのじゃ」
教授「で、そんな桃子なだけに。アイツは梨沙子にも結構頻繁に気を使う」
教授「他に気づいてる人もいるかもしれないが・・・」
教授「梨沙子は『常に雅の元へ行こうとする』習性があるが、そんな梨沙子が雅の元へ行こうとしない時がある」
教授「それはどんな時か解るか?」
助手「え?!雅ちゃんの元へ行こうとしない時??」
助手「そ、そんなときがあるんですか?菅谷さん?」
教授「うむ。実はあるのじゃ」
助手「ど、どんな時ですか?教授。もったいぶらないで教えてくださいよ!!」
教授「ふむ。それはだな・・・・」
教授「ちなみやさきが揃った時じゃ!!!」
教授「基本的に雅の元へ行こうとする梨沙子じゃが、千奈美と佐紀ちゃんが雅の元へ揃ってる時は9割方近寄らないのじゃ」
助手「た、たしかに。言われてみれば・・・」
助手「あの3人が一緒だと、菅谷さんいませんね?」
教授「佐紀ちゃんと雅が2人の時は、りーちゃんも一緒に居る時がチラホラあるのだが・・・」
教授「3人のときは絶対に近寄らん」
教授「もしかしたら千奈美がアウトなのかもしれんが・・・」
教授「3人が揃ってると、梨沙子は絶対に雅ちゃんに近づこうとせん」
助手「なんで・・・なんですかね?」
教授「あの3人が揃うと、テンションが高すぎて梨沙子が入り込めんのじゃ」
教授「梨沙子は案外おとなしい子じゃからな」
助手「でも、夏焼さんと2人の時は、菅谷さん。残念なぐらいにテンション高いですけどね・・・」
教授「そうなんじゃよ。2人きりだとハイなんじゃけどなぁ」
教授「ちなさきがいると梨沙子は急にテンション下がるからな。それで、ついていけなくなるんじゃよ」
助手「夏焼さんと2人きりだとテンション高くなるけど、他の子がいるとテンションが下がる
助手「・・・・・・・・つーか、ワガママですよね。何気に」
教授「そうじゃな。梨沙子は少々バカ殿じゃからな」
教授「みんなの夏焼雅なのじゃが、アイツはすぐに雅を独占したがる」
教授「オレと雅の世界じゃ。自分だけレスが貰えればイイみたいな・・・」
教授「なんつーか、ダメヲタの見本みたいな子じゃのぉ」
教授「たまに雅ちゃんから爆レス貰うと、ニッコニコじゃしなぁ〜」
助手「菅谷さん。完全に、ヲタですね」
教授「うむ。雅が絡むと周りの見えない盲目ヲタじゃ・・・」
教授「それゆえに・・・」
教授「ここで本題に戻るワケじゃが」
教授「だからこそな、桃子が可哀想で不憫なのじゃよ」
助手「・・・・・・・・どう言うことでしょう?」
教授「桃子と言うのは周りを良く見ている子じゃ」
教授「そして、メンバーがひとりぼっちで寂しそうじゃと、すぐに救済に行く」
教授「そんな桃子なだけに、梨沙子が一人の時も、もちろん救済するワケじゃが」
教授「では、梨沙子はどんな時にひとりぼっちになるか・・・さっきのワシの話を聞いて解るじゃろ?」
助手「えっと、菅谷さんが一人になるときは――」
助手「あ!そうそう!!ちなみやさきが揃った時!!!」
教授「ご名答じゃ!ちなみやさきが揃うと、梨沙子は9割方、雅へは近寄らない」
教授「そうするとそこの3人が固まり、残りは『桃子と茉麻と友理奈』じゃが・・・」
教授「何度も繰り返し言ってきたが、『くまぁずはガチ』じゃ!!!」
教授「くまぁずもすぐ2人で固まってしまい、最近は須藤もあまり梨沙子を相手にしようとしない」
教授「そうすると梨沙子がひとりになってしまうじゃろ?」
教授「じゃから、必然的に・・・りしゃももが一緒になるのじゃ」
教授「よって『ちなみやさき』が揃った時は、8割方『りしゃもも』が発生する統計になっておる」
助手「へぇーー。そうなんですか」
助手「ある意味『りしゃもも』はガチですよね」
教授「そうじゃな。ある意味ガチじゃな・・・『ちなみやさき』が揃った時限定で・・・」
教授「しかし!ここで何故、『桃子が不憫で可哀想』かと言うとじゃ」
教授「梨沙子は結局、雅に対して一途で盲目すぎるのじゃ」
教授「じゃから、ヤツは雅の事ばっか考えて、桃子の事なんて1ミリも考えていない」
教授「桃子の方は、ひとりぼっちになってしまう梨沙子を救済したり、梨沙子を優しく面倒みているのに・・・」
教授「梨沙子はそんな桃子の事を何も考えていない」
教授「じゃから、雅がひとりになった瞬間を見計らって、すぐに桃子の元を離れて雅の所へ行ってしまったりする」
教授「酷い話じゃろ?そうしたら今度は、桃子がひとりぼっちになってしまうじゃないか!!」
教授「不憫じゃろ?」
助手「そうですよね。それは確かに不憫です」
助手「嗣永さんはそれでいいんですかね?」
教授「うむ。フツーだったら、いい加減、梨沙子を見限るところじゃな」
教授「実際に茉麻は、梨沙子の面倒をみなくなったしな」
教授「でも、桃子はそれでもそのスタンスを曲げない。どんなに見返りがなくても、梨沙子を構おうとする」
教授「健気じゃろ?」
助手「そうですね。なんか、涙が出てきました」
教授「じゃから『りしゃもも』の時の桃子は意地らしくてカワイイのじゃ」
教授「普段見れない桃子の意地らしさを、りしゃみやでは垣間見る事が出来る」
助手「でも。なんで嗣永さんは、菅谷さんを見限らないんですかね?」
助手「菅谷さんが夏焼さんに一途な事、気づいてますよね?嗣永さんなら、絶対」
教授「もちろん気づいてるじゃろ?梨沙子が自分よりも雅を好きな事ぐらい知っておる」
教授「それでも健気に梨沙子に尽くすから、泣けるのじゃ」
教授「あの健気さを見ていると『桃子は梨沙子を実は好きなんじゃないか』とか、同人的な憶測はいくらでもある」
教授「じゃが、結局の所は、『ついつい面倒を見てあげたくなる』アイツの性質なんじゃと思う」
教授「舞波の時もそうじゃろ?」
教授「舞波の居残りダンスレッスンにひとりだけ付き合ってあげたり」
教授「一緒に早い時間に来てあげたりしてたじゃろ?」
教授「桃子は誰かを面倒を見ることで、人から感謝されるのが好きなんじゃよ」
教授「SSAのソロDVDでも、桃子は言っておったよ」
教授「『メンバーにどう思われたい?』って質問で、ヤツは『抱え込まずになんでも相談して欲しい』って・・・」
助手「あぁ、そう言えば言ってましたね!!」
助手「嗣永さんは、人から頼られたいと思ったり、人の面倒見てあげたい性格なんですねー」
教授「そう言うことじゃな。つくづくグループ向きの子じゃよ」
助手「後輩の面倒を良く見るタイプですね」
教授「うむ。そうなんじゃが、桃子の悲劇は結局な・・・」
教授「ベリーズ工房はO型の集まりで、メンバーがみんな好き勝手にバランバランに動いてるので・・・」
教授「誰も桃子を頼ろうとしない所なんじゃよ」
教授「友理奈もB型でマイペースじゃからな〜。あんまり人に頼るタイプじゃぁない」
教授「唯一のA型年下が梨沙子なので、桃子は率先して梨沙子の面倒をみようとするが・・・」
教授「いかんせん。肝心の梨沙子が、『雅にばっか頼りたがる』ので桃子はほとんど相手にされない」
助手「こりゃ酷い・・・」
教授「解るかの?助手。この嗣永桃子の悲劇と言うモノが!!」
教授「じゃからワシはな、常におかーる連れて来い!!と言ってるじゃ!」
教授「年下A型で、ちゃんと桃子に懐くおかーるが、桃子の側に居て欲しいのじゃよ」
助手「なんか・・・解る気がします」
助手「嗣永さん。ぶっちゃけ、キュートの方が良かったんじゃないですか?」
教授「そうとも言えるかもな」
教授「じゃが、ベリーズのオモシロさは、あそこまでO型だらけで成り立ってる所が面白い」
教授「フツーは纏まらないぞ、あれだけバランバランじゃと・・・」
教授「それに。一番のオチはな、その桃子自身がO型な所じゃ!!」
教授「桃子があの性格でA型じゃったら、キュートに居たほうが幸せだったと思うのじゃが・・・」
教授「アイツも結局O型でマイペースじゃから、あんまり気にしておらんのじゃよ」
教授「自分が不憫じゃと、自分で気づいておらん」
助手「そうですね。嗣永さんて、全く悲壮感ないですもんね」
助手「嗣永さんも結構、舞台裏で1人になってたりするけど・・・」
教授「舞波の様な悲壮感がないじゃろ?」
助手「ないです。1人でむしろ楽しそうですよね」
教授「結局、当の桃子もマイペースじゃから、マイペース軍団のベリーズに肌が合ってしまってるのじゃよ」
教授「唯一のA型が最年少の梨沙子で本当に良かったと思う」
教授「最年長の子がA型じゃったら、多分、ベリーズでやっていけないぞ。疲れて・・・」
助手「考えるだけで疲れそうですもんね・・・」
教授「ま。少々話しが脱線してしまったが」
教授「よーするに、最年少A型の梨沙子からすら舐められてる桃子が、凄く不憫で推せると言うことじゃな」
助手「なるほど。妙に納得です」
教授「じゃが。勘違いしてはいけないのが・・・」
教授「こう言うと、梨沙子がとてつもなく『ワガママで人でなしでダメな子』みたいじゃが」
教授「梨沙子は本当は『優しくて素直ないい子』と言うことを、忘れてはならん!!」
助手「それは、どう言うことですか?」
教授「うむ。結局、梨沙子がダメになるのは『雅ヲタ』だからなのじゃよ」
教授「雅が絡むとこの子は残念になるが、雅さえ絡まなければ梨沙子は優しい子じゃ・・・」
教授「ホラ。ヲタにもいるじゃろ?コンサで目の前に他のメンバーが居るのに、他の子無視で遠くの推しメンしか見てないタイプが・・・」
教授「梨沙子もそうじゃ。目の前に他のメンバーがいるのに、ヤツは遠くの雅ばっかSTKしてるからダメなのじゃ」
教授「目の前にいる桃子の優しさに気づかず、雅の事しか気にしておらん」
教授「舞波はちゃんと桃子の優しさに気づいたが、梨沙子は全く気づけない」
教授「ダメさ加減がヲタ並みじゃよ。梨沙子は」
助手「ホント、どーしょーもない雅ヲタですね。・・・菅谷さん」
教授「ぬーー。雅さえ絡まなければなぁ」
教授「梨沙子は時々、お嬢様育ち特有の純粋な優しさを見せてくれるんじゃがなぁ・・・」
教授「周りの顔色を伺いながら生きてきた、雑草育ちの桃子と・・・」
教授「周りにチヤホヤ愛され生きてきた、箱庭育ちの梨沙子」
教授「この立場の違う2人のカップリングは、しょーじき、興味深々なんじゃけどな」
助手「菅谷さんがそこまで雅ヲタじゃ、どーにもならないですよね」
教授「とてもじゃないが流行る気がせん」
教授「じゃが。カップリング的には微妙でも、桃子の梨沙子に対する報われない不憫さは本物じゃ」
教授「りしゃももにおける、桃子の健気さと不憫さと心強さと!!!
助手「・・・・・・・・・・・(小室ファミリーの歌みたいなフレーズだなぁ)」
教授「これからも注目して見ていただきたい」






―#8、りしゃみや―

教授「そして最後が、ついにりしゃみやじゃ!!!」
助手「待っておりました!!」
助手「でも。今までも結構、話に出てましたよね。りしゃみや」
教授「それはそうじゃよ。やはりベリーズのカップリングを語る上で、一番中心にいるカップリングじゃからな」
教授「ベリカプの中のベリカプ。キング・オブ・ベリカプがこの、りしゃみやじゃぁ!!」
教授「みやももやゆりちなには、覆す事の出来ないパワーがりしゃみやにはある」
教授「パワー・オブ・ラブ!!りしゃみや!!フォーエバー!!」
助手「・・・・・・・・・・・(気合入ってるなぁ〜教授)」
助手「・・・・・・・・・・・(よっぽどりしゃみやって、凄いカップリングなんだろうな。ブルブル・・・)」
助手「あの、教授」
教授「なんじゃ?」
助手「一言教えてください」
助手「り、りしゃみやの最大の魅力とは、なんでしょうか?」
助手「りしゃみやとはなんぞや?!
教授「うむ!良くぞ聞いてくれた、助手よ!!」
教授「りしゃみやの最大の魅力は何か・・・」
教授「そう、りしゃみやとは!!」
助手「ゴクッ・・・」
教授「りしゃこが残念すぎてキザキャワゆスなカップリングじゃーーーーーー!!!(ドーン
助手「・・・・・・・・・・・・・・・・」
助手「はい???」
教授「ん?どうした、助手よ・・・」
助手「あ、いや。その・・・」
助手「・・・・・・・・・・・・・・」
助手「そ、そんな残念な魅力のカップリングでいいんですか?りしゃみやって?」
教授「んぁ?」
助手「な、なんか。りしゃももとかみやももの方が、マトモな魅力だった気がします」
助手「りしゃみやが一番の王道なのに、よりにもよって『りしゃこの残念さが魅力のカップリング』って・・・」
教授「うむ。」
教授「確かにな。主の言うとおりじゃ」
教授「りしゃみやはな。最初はもっとマトモだったのじゃ」
教授「王道らしく、非常に王道の荘厳さを持ったカップリングじゃった」
助手「そうなんですか」
教授「しかし!りしゃみやは時代が進むにつれ、次第に威厳をなくし、残念さばかりが増して行った」
教授「なぜなら・・・」
教授「梨沙子が雅を好きすぎて、どんどん見境なくなって行ったからじゃ!!!
助手「み、見境なく?!」
教授「そう。あれはハロモニの企画じゃった・・・」
教授「今年いっぱいで閉鎖になってしまうと言う生徒が8人しかいない学校に、ベリーズのメンバーが訪れた」
教授「生徒達に、楽しい思い出をいっぱい作ってあげようと言う企画じゃったのじゃ!!」
教授「桃子も千奈美も友理奈も茉麻も・・・みんな生徒達に優しく接して、沢山の思い出を作ってあげていた」
教授「しかしだ!!」
教授「ヤツは・・・梨沙子は違った」
教授「ヤツだけは、そんな企画(生徒達に、楽しい思い出をいっぱい作ってあげようと言う企画)を盛大に無視して・・・」
教授「寄りにもよって自分が『雅との思い出作り』に必死になってしまっていたのじゃ!!!」
助手「ガビーーーン!!」
助手「そ、それは残念すぎる・・・」
教授「じゃろ?思わず口で『ガビーン』と効果音を入れてしまうぐらい残念じゃろ?」
助手「は、はい。あまりの菅谷さんの残念さに、開いた口がふさがりません」
助手「で。け、結局菅谷さんは、その学校の生徒達とは・・・」
教授「・・・・・・・・・・・・・・・」
教授「その企画の中で一番の梨沙子の笑顔は・・・雅と一緒にバーベキューの肉を食ってた時じゃ」
助手「ざ・・・・・」
助手「残念すぎる!!!(ガックシ」
教授「解るか?この残念さが!!」
教授「この企画の中で、例えばじゃ・・・」
教授「梨沙子が一人の生徒と『また一緒に遊ぼうね』みたいな感じで、深い友情を交わしたとする」
教授「で、そこに雅がやってきて『その時はあたしも一緒にいいかな?』みたいな事を言う・・・」
教授「嬉しそうに頷く田舎の生徒。そして、りしゃみやは顔を見合わせて嬉しそうに笑いあう!!」
教授「そんな展開があったとすれば、りしゃみやは美しく荘厳なカップリングなのじゃ!!」
助手「それは素晴らしいですね!!まさに王道の鏡です!!!」
教授「じゃろ?美しいじゃろ?」
教授「番組の持つドラマ(ベリーズと生徒達の友情劇)の中に、りしゃみやのストーリーが一緒に刻まれる!!!」
教授「これこそが本来あるべき王道の姿じゃないか!!!」
教授「しかし、悲しいかな。現実は全く違う!!!」
教授「現実は、梨沙子は生徒達と交流する気0パーセント!!」
教授「しかも雅が来てない前半にいたっては、やる気も0パーセントじゃ!!」
教授「そして雅の隣りをキープした時だけ饒舌になり」
教授「バーベキューの際は、2人っきりで肉を焼きながらはしゃいだり」
教授「雅に自分の昔の思い出を語ったり。お前はホストか?!」
教授「って言うか。一瞬たりとも、田舎の生徒と交流してる姿を見ておらんぜよ、梨沙子!!」
助手「ざ、残念すぎる・・・」
助手「りしゃみやって、残念なんですね・・・」
教授「そうじゃろ?最近はもう、梨沙子のせいで『りしゃみや=残念カプ』のイメージしか浮かばん」
教授「みやももの方が、ずっとマトモな人間ドラマを感じるわい」
助手「見た目は凄くイイんですけどね、りしゃみやって」
教授「最強の美少女カプじゃろ?あんなにビジュアルの綺麗なカプは中々お目にかかれん」
教授「それだけに梨沙子の残念さが、実に残念じゃ」
教授「まぁ。あの残念さがキャワイイんじゃがな、ぶっちゃけ」
助手「なるほどねぇ。でも。なんで菅谷さんってあそこまで残念なんでしょう・・・」
助手「雅ちゃんが好きすぎて残念になっちゃうんですかねぇ?」
教授「うむ。それは少し違う気がするのぉ」
教授「ほれ。同じ一方通行タイプの好きすぎ属性に、梅さんがおるじゃろ?」
教授「でも、梅さんに対して『ホントこの人、舞美好きだなー』とは思うけど」
教授「そこまで残念とは思わんじゃろ?」
助手「そうですね。そこまで残念な気はしませんね」
助手「舞美ヲタだなーとは思いますけど」
教授「うむ。それはなんでかと言うとな・・・」
教授「梅さんは愛情を口や行動にするからじゃよ」
教授「『舞美が一番カワイイ』とか、平気で言うじゃろ?アイツ」
教授「じゃから残念ではないのじゃよ」
教授「梨沙子の残念なトコロはな・・・」
教授「アイツは口には出さないじゃろ?「みやが好き」とか言わないじゃろ?」
教授「でも、口では言わないくせに態度でバレバレだから残念な感じがするのじゃ」
助手「あぁー。そう言えばそうですね!!」
助手「口にはしないですよね、夏焼さんが好きだってことを」
教授「うむ。口には出さん」
教授「いっそ『みやーー』って感じで甘えに行って、自分から抱きついたりすればいいのじゃが」
教授「ヘタレじゃから、それも出来んのじゃよ。極端な行動には出せんのじゃ」
教授「じゃが。行動には出せないくせに、『いつもみやと一緒に居たいオーラ』は出しまくりで・・・」
教授「隙あらば雅の隣りに行こうと、常にSTKして伺ってる感じがある」
教授「で、たまに雅ちゃんから爆レスあると、ずーっとニヘラニヘラしてテンションバカ高いじゃろ?」
教授「そこがな。どーしょーもなく残念なのじゃよ」
助手「なるほど。確かに文章にすると、凄く残念すぎる・・・菅谷さん」
教授「うむ。全くじゃ!!こんなに残念な子、中々お目にかかれないぞ!!」
教授「口には出さないのに、ベリーズのメンバー全員に「雅が好きな事」がバレてるのも、物凄く恥ずかしい!!」
教授「最近では、佐紀ちゃんすら梨沙子に雅がらみでは気を使うからな」
助手「清水さんが気を使うって、相当ですよね・・・」
助手「でも・・・・」
助手「ちょっと僕、疑問なんですけど」
助手「当の夏焼さんは、菅谷さんが自分を好きな事に気づいてるんですかねぇ?」
教授「うむ。いい質問じゃ」
教授「結論から言うと、多分、気づいてる」
教授「少なくとも『梨沙子にとって自分は特別』と言う自負はあるじゃろ」
助手「そうですかー」
助手「でも。気づいてる割に、夏焼さんからのレスポンスが薄いですよね」
教授「うむ。そこなんじゃが・・・」
教授「どうも雅ちゃんは性格がジャイアンの為・・・」
教授「『梨沙子が自分に懐くのは当たり前』ぐらい思ってるっぽいのじゃ」
教授「じゃから雅からしてみれば『オレ、雅!オレが梨沙子の特別、当たり前』みたいな・・・」
助手「・・・・・・・・・・・。」
助手「ジャイアンすげぇ・・・」
教授「そうじゃなきゃ、雅の梨沙子に対する反応はありえないじゃろ?」
助手「菅谷さんを少なくとも嫌いではないですよね、夏焼さん」
教授「そうじゃな。キライは絶対にない」
助手「でも、一番の親友とは思ってないですよね」
教授「それもないな。親友相手にあそこまで上から目線にはならん」
教授「梨沙子と雅には、やじうめの様な対等さがない」
助手「そうすると、妹・・・って感じなんでしょうかね。やっぱ」
教授「うむ。それが一番妥当じゃな」
教授「雅ちゃん自身も『妹みたい』と言ってるし、梨沙子を自分の妹分か舎弟の様に扱ってる」
教授「じゃから常に上から目線だし、自分が梨沙子にとって特別なのも当たり前と思っとる。なんせお姉ちゃんじゃから」
教授「梨沙子も雅ちゃんに『妹みたいです』って言われて、すっごく嬉しそうじゃしな」
助手「なるほどー」
助手「そう考えると、りしゃみやって姉妹の関係で相違一致で成り立ってるってことですよね・・・」
教授「そうじゃな」
助手「でも。話の腰を折るようで申しわけないのですが・・・」
助手「どーみても、2人の関係が相違一致で成り立ってないですよね?明らかに、菅谷さんが一方通行ですよね?」
助手「これはどーゆー事なんでしょ?」
教授「うむ。良い質問じゃ」
教授「結局の所。梨沙子は『妹みたい』と言われて喜んでおるし・・・」
教授「雅ちゃんも梨沙子を『妹みたい』と宣言しておるが・・・」
教授「雅ちゃんの思うと『姉妹関係』と梨沙子の思う『姉妹関係』が、違いすぎてるのじゃよ」
教授「ワシも兄弟がおるから解るのじゃが・・・」
教授「兄弟ってそんなに仲良くないじゃろ?フツー」
教授「ずっと兄弟で遊んでるとか、あんまないじゃろ?」
助手「そうですね。兄弟と遊び相手は別口ですよね」
教授「うむ。じゃがな、梨沙子は違う」
教授「お姉ちゃんとずっと一緒に居たいし、お姉ちゃんと一緒に遊びたい」
教授「って言うか、お姉ちゃん。他の人と仲良くしちゃヤダーー!!」
教授「・・・・・・・・・・・ってな感じじゃ」
教授「一言で言うと、シスコン状態じゃな、梨沙子は・・・」
助手「シ、シスコンですか。それはまた、あらたな称号が・・・」
助手「シスコンで雅ヲタ」
助手「菅谷さん、もう、どーにもならんですね・・・」
教授「うむ。アイツはある種、心の病気じゃ。雅病じゃ」
教授「GWのベリコンで・・・」
教授「梨沙子が『BYEBYEまたね』の時に、雅ちゃんの背中を見て1人でニヤけた瞬間」
教授「こりゃもうアカンと思ったわい」
教授「ヲタにしてもキモすぎる。ありゃ病気じゃ」
助手「菅谷さん。ミラクルなぐらいカワイイんですけどねぇ〜」
教授「でも、あのカワイさであの残念さって言うのが、なんとも魅力的じゃろ?」
助手「まぁ、そうですね」
助手「だけど。夏焼さんからしてみたら、重いですよね。菅谷さんの必死っぷりが・・・」
教授「雅ちゃんは梨沙子をホントに妹程度にしか見てないから、尚更じゃな」
教授「友人(佐紀ちゃん)と遊びたいのに、妹がくっついてくるみたいな心境じゃろ?」
教授「たまにはそりゃ、妹の面倒も見るが・・・・」
教授「いつも妹の面倒ばっか見てるわけにも行かないしな」
教授「雅ちゃんが自分からは梨沙子の方に寄って行かない理由も納得出来るわい」
教授「ほっといても梨沙子が勝手に来るからな」
教授「だったら自分からは、なるべく違うメンバーの元へ寄って行きたいよのぉ」
助手「なるほど。それは最もな話です」
助手「でも。逆に言うと、夏焼さんからは菅谷さんの元へは行かないから・・・」
助手「尚更、菅谷さんは夏焼さんに必死になる・・・と言うことですよね?」
教授「ご名答!まさにそう言うことじゃ」
教授「雅が来てくれないから、自分がSTKして、積極的に雅の元へ行くしかない」
教授「じゃから、りしゃみやはどんどん梨沙子の残念化が進むのじゃ」
教授「そして梨沙子が必死になればなるほど、勝手に梨沙子が来るので、雅は自分からは梨沙子の元へは寄って行かない」
助手「なるほどー」
助手「りしゃみやが一方通行なのは、こう言う仕組みがあったんですね」
教授「結局。雅は梨沙子をキライではないから、来れば拒まないのじゃよ」
教授「じゃけど。雅は梨沙子とガチになる気はない」
教授「何故なら梨沙子は妹の様なモノだから。佐紀ちゃんや千奈美の様な気が合う友達は他に置いておきたい」
教授「そこがやじうめとの違いじゃ!!」
教授「やじうめも梅さんの一方通行ではあるが・・・」
教授「舞美は梅さんとガチになることは拒まないじゃろ。あそこは元々同い年の対等な仲間じゃからな」
教授「立場も対等じゃし、気も合うしな」
教授「しかし、雅ちゃんは梨沙子とはガチになる気は毛頭ない」
教授「佐紀ちゃんや千奈美の方が、友達として気が合うからな」
教授「よって、りしゃみやは決してガチにはならん。雅が全くその気がない」
教授「そして。どれだけりーちゃんが必死になってもりしゃみやがガチにならない辺りが、りーちゃんの残念さを増幅させているのじゃよ」
助手「そっか・・・そう言うことなんですね」
助手「全ては夏焼さんのさじ加減と言う事ですか?」
教授「そうじゃな。雅がその気になれば、りしゃみやは今世紀最大のガチカプになれる」
教授「りーちゃんがアレだけ雅を好きなんじゃから、雅ちゃん次第で、あやみきなんてあっという間に覆せる」
教授「梨沙子なら、喜んで卵の黄身を食べさせあってくれるぞい」
助手「・・・・・・・・・・・」
助手「でも。一生、その光景は見れなそうな気がするのは何故でしょう・・・」
教授「・・・・・・・・・・・」
教授「雅がなぁ。そうなる気が全くせんよのぉ〜」
教授「アイツはそもそも、梨沙子を相当下に見てるからの・・・」
助手「一生菅谷さんは、夏焼さんの妹分って感じがします」
教授「ヘタレの梨沙子が、いつか勇気を出して雅の唇を無理やり奪うぐらいせねばムリじゃな」
助手「・・・・・・・・・・・」
助手「それをしたらしたで、一生口聞いて貰えなくなりそうですけどね・・・菅谷さん」
教授「うむ。雅ちゃん、そう言うのマジでキレそうじゃからな・・・」
教授「でもまぁ」
教授「梨沙子の必死さだけでワシは大満足なので、別にいいけどな。現状維持で・・・」
教授「ワシにとってりしゃみやは、梨沙子ありきじゃから」
助手「そう言えば教授って、必ずりしゃみやは梨沙子視点ですよね」
教授「うむ。梨沙子視点が一番残念で面白いからな」
教授「そうそう。りしゃみやで面白いのが1つあるんじゃが・・・」
教授「雅ヲタと梨沙子ヲタで、りしゃみや感が全く違うのじゃよ」
助手「と言うと?」
教授「ワシはな。最近、りしゃみやが凄く多いと思ってるのじゃ」
教授「何故ならワシは梨沙子視点じゃから。梨沙子が雅に残念な姿は全部りしゃみやじゃ!!」
教授「しかし。雅ヲタのりしゃみやヲタに言わせると、りしゃみやが本当に少ないらしい」
教授「何故なら雅ヲタはりしゃみやも雅視点じゃから・・・。雅からのりしゃみやが全くないのじゃよ」
助手「なるほどーーーー!!」
教授「りしゃみやヲタは元々雅ヲタが多いからな。ワシみたいに梨沙子視点の方がどちらかと言うと少ない」
教授「じゃから『りしゃみや少ねー!!』と言う意見が多いが、ワシはりーちゃんの定期りしゃみやだけでおなかいっぱいじゃわい」
助手「じゃ、りしゃみやは梨沙子視点の方がお徳なんですね」
教授「そうじゃな。でもまぁ、梨沙子が雅に干されても笑える度量が必要じゃけどな。それでしょげるタイプのヲタには向かん」
助手「そっか。教授は一方通行が好きだから、菅谷さんが干されても別にいいんですもんね」
教授「あと・・・。梨沙子視点じゃと、どーしても笑いになってしまう」
教授「あのりーちゃんの必死さは、笑い以外の何者でもないじゃろ?」
教授「じゃから、小説は全くムリじゃ。ワシもりしゃみや書くときは、必ず雅視点じゃろ?」
教授「普段は梨沙子視点なのに・・・」
助手「そー言えばそうですね!!確かに小説は雅視点だ!!」
助手「なるほど。そんな理由があったんですね、教授」
教授「うむ。そうじゃな」
教授「りしゃみやとは、ともかく奥の深いカップリングじゃ・・・」
教授「梨沙子の必死さと、雅ちゃんのマイペースさ。色々な要素が生む絶妙なオモシロさ」
教授「なによりも一番のオモシロさは、りしゃみやは梨沙子視点と雅視点では、全く味わいが違うことじゃ」
教授「同じ水と大麦から生まれたハズなのに味の全く異なったモルト、『グランフィデック』と『バルヴィニー』って感じじゃな」
助手「なるほど。勉強になります・・・」
教授「カップリングの道は広く険しく果てしない」
教授「じゃが、この楽しさだけは病み付きじゃ!!」
教授「君もベリーズでカップリングを学び、精進するが良い・・・」
助手「わかりました、頑張ります!!」
助手「本日はご教授、ありがとう御座いました」
助手「教授。最後にベリーズのカップリングとはなんでしょうか?」
教授「うむ。ベリーズのカップリングとは、果てしなき一方通行!!!
教授「雅に必死な梨沙子も、友理奈に捨てられた千奈美も、茉麻と一緒に居たい友理奈も、梨沙子に愛されない桃子も・・・」
教授「みんな頑張れ!!どこまでも突き進め!!ワシらはいつでも、君たちを見守っておる!!!」
教授「そしてワシらを、果てしなき萌えの世界へーーーーー!!!!



川 ´・_・`リ<以上。しみヤギ教授の:『ベリーズ・カップリング 論』でした!!