しみヤギ教授の:『ベリーズ・カップリング 論』
 
<放課後DOKI!DOKI!カップリング課外授業@>




―#0、序章―



――キーンコーーンカーーンコーーーン。


助手「しみヤギ教授!!」
教授「うむ?どうした??」
助手「本日は、教授にベリーズ工房に関して教えを乞いたいトコロが御座いまして・・・」
助手「しばし時間を頂戴してよろしいでしょうか?」
教授「ふむ・・・。まぁ、多忙な身ではあるが」
教授「構わんよ。なんでも質問するが良い。何かな?」
教授「桃子の頭身だったら、5.3頭身じゃぞ?」
助手「あ、いえ。別に嗣永さんの頭身はどうでもいいのですが・・・」
助手「・・・って言うか、5.3頭身!!ギャグマンガの様な頭身ですね。嗣永さん」
教授「あいつは生きる漫画キャラじゃからな」
教授「で・・・本題は何かな?」
助手「あ!そうでした。失礼しました。嗣永さんの頭身にビックリして、本題を忘れてました」
助手「本日は教授に『ベリーズ工房のカップリング』に関して、教えて戴きたいと思いまして」
教授「ベリーズ工房のカップリング?」
教授「そうかカップリングに手を出したか。君もついにココまで来たか。立派に成長したの〜(しみじみ」
助手「いえ、ワタシなんてまだまだひよっこです」
助手「しかし。一日でも早くカップリングを極めたいと思い、お伺いしている所存」
教授「ふむ・・・よろしい。ワタシの持つカップリング知識を君に分け与えよう」
教授「ゆっくり確実に勉強していくのじゃぞ?」
助手「はい!ありがとう御座います!!教授!!!」
教授「それではまず。君は何から学びたいかね?」
助手「はい。そうですね・・・」
助手「えーと、出来ればまずは、ベリカプの王道・りしゃみやを・・・」
教授「りしゃみやだと!!」
助手「はい。あの・・・」
助手「聞くまでもないと思いますが、教授が一番お好きなカップリングって・・・」
教授「ふむ。文句なしでりしゃみやじゃな」
教授「ハローの歴代カプの中でも、個人的にはNO1じゃ」
助手「大絶賛ですね」
教授「うむ。わかり易い菅谷梨沙子と、わかり難い夏焼雅」
教授「そのせいでりしゃみやとは、解り易そうで非常〜〜に分かり難い間柄と化している」
教授「奥が深い関係だ!!」
助手「なるほど。」
教授「それだけに、いきなりりしゃみやから入るのは、君には荷が重い・・・」
助手「そうですか」
助手「解りました。りしゃみやは最後にしてください」
教授「それが懸命じゃな」
教授「なに、焦る事はない。カップリングとはじっくりゆっくり学ぶ事が大切じゃよ」





―#1、ゆりちな―

助手「では、まず最初に・・・」
助手「ゆりちなからお願いします」
教授「なるほど。ゆりちなか。面白い!」
助手「ベリーズで王道と言えば、りしゃみやともう1つはゆりちなですね」
教授「そうだな。紛れもない王道じゃ」
助手「ただ、教授は『ゆりちなが好き』と言うイメージはないのですが・・・」
教授「ふむ。確かにワシはゆりちなはそれほど好きじゃない」
教授「って言うか、千奈美が萌えない」
助手「はぁ、ちょっと気持ちは解ります・・・」
教授「しかし。最近は実はな、結構ゆりちなが好きなんじゃよ。ワシは」
助手「え?そうなんですか?それはなんでまた・・・」
教授「ゆりちながガチでなくなったからじゃ」
助手「はい?」
助手「ガチでなくなったから・・・とは、どう言うことですか?」
教授「ワシは元々、ガチなカップリングは好きじゃないのじゃ」
教授「かと言って、なんの脈略もないカップリングも好きじゃない」
教授「ガチじゃないからと言って、いきなり「吉松」を好きになれと言われても脈略なさすぎだろ?」
助手「確かに。吉松とか、あまりに関わりがなさすぎですもんね」
教授「ちゃんと、『誰が誰を好き』と言う既成事実は欲しい。しかし、その関係がガチすぎるとつまらない」
教授「ガチではないけど愛がある。すなわちワシは『一方通行』な関係が好きなんじゃ」
助手「あぁ、なるほど!!」
教授「だから最近のゆりちなは好きなんじゃよ。ゆりちながガチの時代は終わったからな」
助手「ゆりちなヲタに殴られそうな発言をアッサリしましたよね、教授・・・」
助手「ゆりちなって、今はもう、ガチではないんですかね?」
教授「うむ。かつては『ゆりちながガチ』だった時代が本当に存在していた」
教授「良い子のみんな。信じないかもしれないが、昔はゆりちなは本当にガチだったんじゃぞ!!」
教授「2人は嬉しそうに、デッカイWとかでっかいモリゾーとキッコロとかやってたんだ」
助手「・・・・・・・・。(Wもモリゾーキッコロもなくなっちゃったからなぁ〜)」
教授「だが、2006年の半ばあたりからだな。悲しいかな、ゆりちなはガチではなくなっていった・・・」
助手「なんでですかね?」
教授「くまぁずがガチになってしまったからだ」
教授「誰がどう見たって、今のベリーズはくまぁずがガチじゃろ?」
教授「ベリーズ工房で唯一のガチと言っても過言ではないな、くまぁずは」
助手「確かに・・・。あの2人は一緒にいるところを良く見かけます」
教授「もっともあの2人はカップリングを超越して、熟年夫婦の様なマッタリ感を感じてしまうけどな」
教授「甘酸っぱい恋の香がまったくせん。すでに倦怠期をも越えてしまった銀婚夫婦って感じだ」
教授「それゆえ、くまぁずがガチでも萌えれないので誰も喜ばん。くまぁずがガチで喜んでるのは友理奈ぐらいだ」
助手「熊井さんは喜んでるのに、誰にも祝福されないカップリングなんですね・・・」
教授「まぁ、一部くまぁずヲタはちゃんといるけどな。ゆりちな派の方が多いので、あまり祝福はされてないな」
教授「そして、そんなゆりちな派の中で。一番ゆりちなを推しているのが、何を隠そう・・・千奈美自身だ」
助手「どう言うことですか?」
教授「ぶっちゃけ、友理奈はとっくに須藤派になってしまっているのだが・・・」
教授「千奈美はそれを認めない。千奈美は未だに『ゆりちながガチ』である事を誇張しているのじゃよ」
教授「2006年のベリーズファンの集いもそうじゃったし、新木場イベもそうじゃった」
教授「新木場イベでは『友理奈が色黒仲間』である事をテコでも譲らなかったし、ヤツ自身は、未だにゆりちながガチだと誇張しおる」
教授「過去の栄光から離れられないのじゃよ、千奈美は・・・」
教授「かつて本当にゆりちながガチだった時代が存在したが為に、ヤツは未だにその栄光から離れられないのじゃ」
教授「誰がどう見たって、今はくまぁずの方がガチなのになぁ・・・」
助手「でも・・・」
助手「なんでゆりちなは時代と共に、ガチではなくなったんですかね?教授」
教授「うむ!!実にいい質問じゃ!!」
教授「まぁ、結局のところ。友理奈が大人になってしまったと言うのが、一番の理由じゃろ?」
助手「大人になってしまった?」
教授「うむ。ま、一言で言うと、大人になっていくにつれ『千奈美ってウザイ』と気づいてしまった」
助手「あぁ〜〜〜〜!!!」
教授「納得じゃろ?」
助手「えぇ。確かにウザイですもんねぇ、徳永さん」
教授「石川梨華とタメ張るぐらいウザイからな、千奈美は・・・」
教授「決して悪いヤツではないのだが、如何せん、あのテンションは一緒にいたら余りに疲れる」
教授「自分といつも一緒にいる子が、四六時中ダジャレを言ったり、アニメ声のハイテンションで話しかけてくるんだぞ?」
助手「それはウザイですねーーー!!」
教授「そうじゃろ?友理奈が須藤派になった気持ちも解るじゃろ?」
助手「えぇ。誰も熊井さんを責められませんね」
教授「ハッキシ言って、ゆりちなの没落は千奈美の自滅って感じだわな」
教授「しかし。ゆりちなはかつてガチであり・・・」
教授「友理奈が段々千奈美をウザくなって行った一方で、千奈美自身はガチだった頃の気持ちと変わらない」
助手「そりゃそうですね。熊井さんはウザくなってないですもんね」
助手「だから、徳永さんが熊井さんから離れる理由はないですからね」
教授「うむ。その通り!!」
教授「友理奈は健やかな成長を遂げているので、千奈美は友理奈を未だに好きなんじゃよ」
教授「しかし。友理奈の方はどんどん石川化している千奈美といるのが段々めんどくさくなり、千奈美から茉麻に乗り換えた」
教授「それ故に、ゆりちなはガチではなく『一方通行』の関係になってしまった・・・と」
助手「なるほど!!だから最近のゆりちなを教授はお好きなんですね!!」
教授「そうじゃな。一方通行こそ、カップリングの美学じゃ!!」
教授「しかし。ゆりちなはガチではなくなったが、ゆりちなはお互いが不思議なインスピレーションを持っているのは事実じゃ」
助手「不思議なインスピレーション?」
教授「妙な所で気が合うのじゃよ、あの2人は」
教授「新木場イベントは凄かった。『〜〜と言えば』と言う問題で、2人は全問答えが一致したんじゃ」
教授「ラジオでもそうじゃったな。5問中4問ぐらいが同じ答えで揃った」
助手「そ、それはすごいですね・・・」
教授「何かこう、千奈美の執念の様なモノをワシは感じたよ・・・」
教授「今はもう、くまぁずはガチになってしまったけど・・・あの奇妙なインスピレーションを持ってるのは、やはりゆりちなだけじゃな」
助手「そう言う意味では、ゆりちなはガチなんですね」
教授「うむ。まぁ、ココに関しては千奈美が性格改善しない限り、覆水盆には帰らぬけど・・・」
教授「たまにゆりちながコンビを組むと、やっぱり『ゆりちな』って感じはするわなー」
教授「梨沙子と雅が一緒にいれば『あっ!りしゃみやだ!!』って思うじゃろ?」
教授「それと同じように、友理奈と千奈美が一緒にいれば『あっ!ゆりちなだ!!』って、みんな思うのじゃよ」
教授「でも、熊井と須藤が一緒に居ても『あっ!くまぁずだ!!』って思わんじゃろ?」
教授「そう言う意味では、ゆりちなと言うカップリングは非常にヲタに浸透している組み合わせなのじゃなー」
助手「なるほど。確かに、知名度の高い組み合わせではありますよね」
教授「とりあえず、ゆりちなはくまぁずとの兼ね合いを含めてみると興味深い」
教授「過去の栄光に縋る千奈美と、新しい安らぎの地を求め離れてしまった友理奈。その関係に注目じゃ!!」




―#2、ももさき―

助手「りしゃみや、ゆりちな・・・と来れば、やはりももさきでしょうか?」
教授「そうだな。その流れだと『ももさき』が王道になるな」
教授「ワシはこの2人はカップリング扱いしないので、『おねーさんズ』と呼ぶようにしているが」
助手「カップリング扱いしてないのですか?」
教授「そうじゃな。どーみても2人の間に愛はないからなー」
教授「信頼はありそうだがな」
助手「ももさき好きな人は多いですけどね」
教授「ワシも『おねーさんズ』の関係は非常に好きじゃ」
教授「なんだかんだで『子犬ダン』の頃からのコンビじゃからな」
教授「5年越しぐらいのカンケーじゃろ?かなりの間柄じゃ」
助手「ジックスも一緒でしたしね」
教授「小学生高学年から中学生の間を一緒に過ごしておるじゃろ?」
教授「思春期をともに分かち合ってるからな、そう考えるとこの2人は深い関係じゃよ」
教授「腐れ縁と言う言葉が、一番しっくりくるな」
助手「いいですねーー。腐れ縁って」
教授「ワシがこの2人をカップリング扱いしないのは、そこなんじゃよ」
助手「・・・・・・・というと?」
教授「この2人の良い所は、互いを「好き」か「嫌い」かで判断しなさそうな所じゃ」
教授「人間と言うのは『相手を好き』と判断すれば寄っていくし、『嫌い』と判断すれば離れていくじゃろ?」
教授「だがこの2人は、互いが好きとか嫌いの感情を持たないから、寄ることもなければ離れる事もない」
教授「この2人を仲いいと思ったこともなければ、この2人を仲悪いと思ったこともワシはない」
教授「常に2人は一定の距離。しかし腐れ縁故に決して離れない」
教授「2人を見るに、そんな関係の様な気がするのじゃよ」
教授「まぁ、ワシの空論じゃがな」
助手「なるほど・・・。それはでも、一理ありますよね」
助手「好きとか嫌いの感情を持たない関係が、一番長続きしますしね」
教授「うむ。おねーさんズの一番の美徳はそこかなと、個人的には思う。私情を持たない事」
教授「私情を挟まないんじゃなくて、最初から持ってない」
教授「しかしだ。結局『好き』とか『嫌い』の関係がなければカップリングは成立しないじゃろ?」
教授「だから。ワシがおねーさんズをカップリング扱いしないのは、そう言う理由なのじゃよ」
助手「なるほど。納得しました」
助手「でも・・・あれですよね」
助手「小さい頃から幼馴染で、一度も恋愛感情を持たなかった2人が・・・」
助手「ある日突然恋に目覚める。そんな展開はありですよね!」
教授「ふむ。確かにソレはありかもな・・・」
教授「小説的には非常にアリだ」
助手「でしょ?」
助手「僕はももさきはカップリングに向いてると思うのですが?」
教授「・・・・・・うむ。そうじゃな」
教授「ワシはな。前から思っていたのだが」
教授「ももさきの関係と言うのは、ベリーズの中で一番深い場所にある関係だ」
教授「なんせ『子犬ダン』『ジックス』そして『ベリーズ工房』と・・・ずーっと時を同じくしてるのだからな」
教授「これ以上、深い関係はないじゃろ?」
助手「そうですね。だからももさきは推せるんですよね」
助手「幼馴染って感じで」
教授「ふむ。それだけにな・・・非常に惜しむらくは」
教授「佐紀ちゃんの身長が、あと10cm高かったら・・・」
教授「ベリーズの一番の王道は『ももさき』だったと思うのじゃよ」
助手「・・・・・・・・・・・・・・」
教授「おねーさんズがちんちくりんじゃなければ・・・」
助手「・・・・・・・・・・・・・・」
教授「時代はきっと、ももさきだったハズなんじゃよ・・・・」
助手「・・・・・・・・・・・・・・」
教授「ももさきがきっと、ハローのカップリングの天下を・・・」
助手「教授・・・」
教授「んぁ?」
助手「今日は呑みましょう・・・(ポンッ」



―#3、くまぁず―

教授「ゆりちなの回で話題に出たくまぁずじゃが・・・」
教授「ここはベリーズ工房で唯一のガチと言っても、過言ではない」
助手「唯一ですか・・・」
助手「つーか、7人もいて、ガチが1組しかないんですか?ベリーズって・・・」
教授「史上稀にみる『一方通行グループ』じゃからな。ベリーズは」
教授「なので、ぶっちゃけワシはウハウハじゃよ」
助手「一方通行好きですからねぇ、教授・・・」
教授「その一方で、キュートはやじうめも、ちさまいも、有鈴もガチらしいぞ」
助手「スゴイ!!7人居て3組もガチなんですか?!!」
助手「・・・・・・・・・・って言うか、1人余りますね?それだと」
教授「あぁ、nkskは気にするな。ヤツは強い子じゃから、1人でも心配ない」
助手「・・・・・・・・・(どーでもいいメンバーには冷たいなぁ。教授)」
教授「しかし。キュートとベリーズだとメンバーの人数的には同じなのに、CPに関して徹底的な違いがある」
教授「解るかのぉ?」
助手「決定的な違いですか・・・?」
教授「あぁ」
教授「この2チームは同じ7人グループなのに、CPの組み合わせ数が段違いである!!」
助手「あ!!」
教授「ベリーズは『りしゃみや、ゆりちな、ももさき』の王道の他に、色んなCP勢力がおるじゃろ?」
教授「ゆりももなんかもあるし・・・みやもも、くまぁず、さきみや、すもも、等など・・・」
教授「数がキュートに比べてハンパなく多いじゃろ?」
助手「言われてみれば・・・ベリーズって多いですね。組み合わせが」
教授「なんでだか解るかの?」
助手「うーーーん。なんでだろう・・・」
教授「それはな。王道が全てガチじゃないからじゃよ」
助手「あぁ!!!」
教授「王道がガチじゃないからこそ、準王道が増える」
教授「ベリーズは人間関係がガチじゃない分、自由にカップリングの組み合わせが出来るグループなのじゃよ」
教授「ま。唯一のガチがココ、くまぁずなのじゃが・・・」
教授「くまぁずは正直、王道ではないので、ガチでもあまりヲタに相手にされてないのじゃな・・・」
教授「それにここは『恋人』と言うよりも『熟年夫婦』の空気なので、カップリングとはまたちょっと色が違うしな」
助手「熊井さんはくまぁずがガチで嬉しいんでしょうけどねぇ〜」
教授「ヲタ的にはくまぁずより、『ゆりちな』や『ゆりもも』の方が萌えるってヲチじゃよ・・・」
教授「だからベリーズは、1人のメンバーが重複してカプを沢山持ってるのじゃな」
教授「それに対してキュートは・・・まぁ、めーぐるがいたら少し情勢が違ったんじゃろうけど」
教授「めーぐるが居ない以上、王道のやじうめは動かないから、カップリングの種類は増えそうもないのぉ〜」
教授「結局、王道がガチで固まってしまうと、その2人を動かせなくなってしまうのじゃよ」
教授「あやみきがいい例じゃな。今更、松浦亜弥を他のメンバーとカップリングでくっつけられそうもないじゃろ?」
助手「確かに・・・あやみきはバラせないですよねーー」
教授「あって『あやごま』なんじゃけど、あやみきに比べたら雀の涙程度じゃからなー」
教授「藤本はモーニング娘。にいた関係で『よしみき』なんかもあったが・・・」
教授「吉澤がいなくなった以上、下火になるじゃろうしな」
教授「人間関係がガチになれば、そのカップリング自体は流行るが、カップリングの種類は減る」
教授「それに比べベリーズは、ガチな関係が少ない分。組み合わせの自由度は高い」
教授「非常にカプヲタとしては興味深いグループじゃよ」
教授「同人ヲタがベリーズに流れてくるワケが良く解るわい」
助手「なるほどー。ガチの少ないベリーズ工房は、まさにカップリング文化に適したグループなんですね」
教授「そう言うことじゃな。」
教授「王道がちゃんと存在している一方で、そこがガチじゃないのがポイントじゃよ」
教授「まぁぶっちゃけ、いしよしがそうじゃろ?」
教授「あそこはお世辞にもガチな間柄とは言えない」
教授「石川なんて、誰がどう見たって柴ヲタじゃからのぉ・・・」
教授「しかし。ガチではなくてもいしよしは紛れもない王道じゃ!」
教授「そう。王道がガチじゃないからこそ、吉澤や石川は『いしよし』以外にもカップリングがいくつも派生できた」
教授「だから黄金時代のモーニング娘。は、カップリング文化が盛んだったのじゃ」
教授「そして、ベリーズは黄金時代のモーニング娘。に、ちょっと似ておるなとワシは思う」
助手「なるほど。それは一理あります。ベリーズは確かにあの時代のモーニングに雰囲気が似てますわ」
助手「その一方で、キュートは現在のモーニング娘。寄りって感じがしますね」
助手「今のモーニングも、仲のいいメンバーは固まって来てますからね」
教授「その通りじゃな。中々飲み込みが早いのぉ〜」
助手「勉強になります」
助手「それにしても・・・」
助手「なんか、カップリング論って感じになってきましたね!教授!!」
教授「そうじゃのぉ〜。中々白熱した論議になってきたのぉ〜〜」
助手「・・・・・・・・・・・・」
助手「くまぁずの回なのに、くまぁずの論議を全くしてないのが、多少気にはなりますが・・・」
教授「うむ・・・。コレと言って、くまぁずは論議する内容がないからのぉ」
教授「ガチな間柄と言うのは、逆に話題にしづらいのじゃよ」
教授「あっ。でも・・・」
助手「なんでしょう?」
教授「くまぁずがガチになって以降、須藤の周りで大きく変わった事が1つある」
教授「なんだか解るか?」
助手「いえ・・・。さっぱり解りませんが・・・」
教授「須藤が梨沙子の面倒をみなくなった」
助手「!!」
助手「い・・・言われてみれば!!」
教授「前ほど梨沙子の面倒をみなくなったじゃろ?」
助手「なんで・・・ですかね?」
教授「須藤にとってのカワイイ年下が、梨沙子から友理奈に移ったのかもしれんな」
教授「それか梨沙子が親離れしたか・・・・」
教授「もしくは、どんなに梨沙子の面倒を見ても、梨沙子は最後は雅の元へ行ってしまうのがイヤになったか」
教授「まぁ、なんにせよ。前ほど面倒はみなくなったな」
助手「ちょっと寂しいですよね・・・」
教授「うむ。だが、今でも梨沙子は茉麻をママと呼んではいるけどな」
教授「ちなみに、くまぁずと梨沙子が一緒にいると、まるで家族みたいじゃ」
助手「ベリーズのホノボノトリオですよね、くまぁずに菅谷さんは・・・」
教授「ワシはこのトリオを『須藤ファミリー』と呼んでおる」
教授「この3人はベリーズの善意って感じがして好きなんじゃよ」
教授「そして、もう1つ好きなトリオがみやももさきじゃ」
教授「このトリオを『スーパーおねえさんズ』と呼んでおる」
教授「PVの舞台裏などで互いがダンスの確認などする時は、何故かこの3人がいつも揃っておるじゃろ?」
教授「この3人はベリーズのお姉さん分って感じがするのじゃよ。」
教授「普段はバラバラで遊んでても、やる時はやるぜ!!みたいな、有事においての統率感を感じる」
教授「だから、このトリオをスーパーおねえさんズと呼んで、ワシは推してるのじゃよ」
助手「なるほど。『須藤ファミリー』に『スーパーおねえさんズ』ですかーーー!!」
助手「・・・・・・・」
助手「・・・・・・・・・って言うか、やっぱり1人余ってますね?それだと」
教授「あぁ・・・ヤツか」
教授「ま。tkngは気にするな。ヤツは強い子じゃから、1人でも心配ない!!」
助手「・・・・・・・・・(ホント、どーでもいいメンバーには冷たいなぁ。教授)」


川 ´・_・`リ<つづくの・・・。