公録レポ後半戦@
05年5月15日 『起立!礼!着席!』 公録レポ 〜前半戦〜
―― 先週までの対戦 ――
1回戦 梨沙子VS茉麻 (ラッキー対決)・・・・・・・・・・茉麻の勝利
2回戦 舞波VS雅 (バラバラ対決)・・・・・・・・・・・・・舞波の勝利
3回戦 千奈美VSキャプテン(ライムライム対決)・・・キャプテンの勝利
4回戦 茉麻VS舞波 (予告ジャンケン対決)・・・・・・舞波の勝利
―― 今週の対戦 ――
@準決勝:嗣永桃子 VS 石村舞波
A準決勝:熊井友理奈 VS 清水佐紀
B決勝戦:第1試合勝者 VS 第2試合勝者
ついに始まりましたBHCチャンピオンシップ2週目。
準決勝2試合と決勝の3試合。
そして今日、初代BHCチャンピオンが決定するワケです。
勝ち残っているメンバーは
熊井友理奈・嗣永桃子・清水佐紀・石村舞波 の4名!
先週、出場のなかった3冠王者 熊井友理奈&嗣永桃子がついに登場!!
3冠王者が圧倒的な力の差を見せるのか!?
それとも、ヘタレーズが下克上なるのか!?
さぁ、果たして優勝は誰の手に!!?
準決勝@ 嗣永桃子VS石村舞波 〜王者 VS 下克上編〜
さぁ、注目の準決勝がついに始まります。
桃子VS舞波の主従対決!!
桃子の下っ端と謳われる舞波が、ついに桃子とガチンコ勝負をかます時が来たのです。
この勝負はオイラも現場で、かなーり燃えた試合でした。
なんせ桃子ヲタですからね。桃子が下っ端の舞波にタイマンで負けたとあらば・・・そりゃねぇ?今後のヲタ活動にも響く、超一大事です。
勝てば官軍、負ければ下っ端。
桃子の王道凋落となるか?舞波の返り討ちとなるか?!
色々な意味で、目の離せない一戦でした。
そして注目の対戦は、舞波の持ち札『ラッキー対決(茉麻)』『予告ジャンケン対決(梨沙子)』『バラバラクイズ対決(舞波)』『大発見クイズ対決(雅)』の4枚と、桃子の『MVP対決(桃子)』『カリスマ店員対決(桃子)』『ニュースキャスター対決(桃子)』の3枚。計7枚から選ばれます。
そして、7枚のカードからヲタが引き当てたカードは・・・・『MVP対決』
ルールを説明すると、お互いが交互に単語を言い、どんどんつなぎ合わせて覚えていくゲーム。
例えば梨沙子が「ファイポ」と言ったら、雅が「ファイポ・アザラシ」、次に梨沙子が「ファイポ・アザラシ・本みりん」と・・・あとに来れば来るほど覚える単語が積み重なっていくという暗記ゲーム。
このゲームはハロモニでも1対1ではないけど、ほぼ同じ様な形でやってますね。この間の石川卒業SPでもやってました。
「石川梨華と言ったら?」で「黒い」「黒い・ハッピー」「黒い・ハッピー・チャーミー」と、どんどんつなぎ合わせて行きます。
しかし、そのハロモニとの決定的な違いは「つないで行く単語に定義がいらない」と言うこと。
どんな単語をつないでもいいので、統一性がなく、逆にMVP対決の方が覚えにくく難易度が高いと思われます。
そんなハロモニでの対決ですら、ろくすっぽ続かないこの対決を・・・中学生の2人がどこまでやれるのか?オイラは現場にいたとき、実に不安な思いで開始を見守っておりました。
しかし、開始して数分後・・・その思いは、遥か忘却の彼方。
こりゃ、とんでもねぇ名勝負だ!!!
確かに、かたや暗記系教科の『社会』を得意とし、年表をいくつも丸暗記している「暗記系スペシャリスト・石村舞波」。
そしてかたや、怒涛の3冠王。コンサートでは他メンがフリーズした時対策に、全員分のMCを覚えていると噂される「最強アイドル伝説・嗣永桃子」。
いうなれば長距離のスペシャリスト・マヤノトップガンと、最強の3冠馬ナリタブライアンが競り合った、あの阪神大賞典のよーじゃねーか!
こりゃ、怖いぐらいの名勝負に違いない!!オレはそう思いました。
・・・・・んが、しかーし!!!
この勝負の真のオモシロさは、ハッキシ言ってラジオの音源じゃみなさんに絶対に理解してもらえません。
それは何故か?何故なのか??
答えは簡単。
MVP対決のもっとも中核となる・・・
一番肝心な部分がカットされてんじゃねーか、ゴルァ!
・・・ってことなんです。
オンエアー聞いてもらえば解ると思うけど、ラジオではさ。MVP対決は最終的に――
時計→ベリーズ工房→レコメン→文化放送→メンバー→いちご→うに→熊井友理奈→夏焼雅→嗣永桃子→須藤茉麻
の11単語しかなかったじゃない?
・・・でもね、本当は違うんだよ。
最初にオンエアーを聞いてて「あれ?こんな短かったっけ?」って疑問に思ったんだけどさぁ。どーやら単語の繋がりが長すぎるせいで、放送時間の都合上、早送りだけじゃ足りず、一部編集で単語そのものをカットしてあるのね。
途中を早送りされてるのは仕方ないとして。オレ、まさかこんな形で編集カットするとは思わなかったわ。
んで。オレの記憶が正しければ・・・
時計→ベリーズ工房→レコメン→文化放送→メンバー→いちご→うに→パイナップル→すべり台→ブランコ→ポスター→熊井友理奈→夏焼雅→嗣永桃子→須藤茉麻
・・・が本物。パイナップル〜ポスターが、オンエアー上ではなかった事にされてるみたい。綺麗にカットされてる。
あくまで記憶なので、抜けてるかもしんないけど・・・この4単語は間違いなくあった。
実際は15個以上まで繰り返し続いてたので、相当な長期バトルでした。当日の収録時間が30分押して8時を超えたのは間違いなくこのゲームのせいだと、オレは断言してもいいw
まともに放送したら、この対決だけで今週分のラジオの放送時間は全て潰れてたに違いない。20分は軽くかかってた。
んで、この放送カットされている4単語。これがこのゲーム最大のキーポイントだったのですよ。
・・・・・・でだ。
一見、ナリブVSトップガンの阪神大賞典よろしく、今世紀最大のデットヒートと思われる桃子VS舞波ですが。実は違ったんです・・・。
ラジオのオンエアーでは省略化されているが、この試合は実はとんでもない試合だった。
最初は強い2人のデットヒートだと思っていたが、途中からそれが違うことに気づきました。
これは2人の名勝負ではなく・・・
桃子の圧倒的強さを、まざまざと見せつけられた試合!!
最強3冠王伝説は、例のカットされている部分・・・『パイナップル』から始まった。
時計→ベリーズ工房→レコメン→文化放送→メンバーと続き、舞波はメンバーから自分の好物のいちごを連想した。そして桃子はそれに対し、自分の好物のうににつなげる。
そして例のカットされている部分であり、自分の好きなフルーツのパイナップルへと舞波は繋げた。
ところがだ!!!
ここで桃子は、あえて自分の好物のカンパチへと繋げなかった。
食べ物が3つ続いたあと、桃子は「ん〜」と妙な笑顔を見せたあと、なんと、こー言ったのだ。
ル ’ー’リ<なんか食べ物シリーズも飽きちゃったなぁ〜
そしてまた「ん〜〜」と考えたあと、
ル ’ー’リ∩<じゃぁ、すべり台
す べ り だ い ?
全く関連性のない単語に繋げたことで、思わず笑いが起きる場内。
だが、しかし。
オレは笑えなかった。それどころかオレは、この女のその立ち振る舞いに恐怖すら覚えたのだ!!!
なんなの?!この女のこの余裕っぷり!!?
で。桃子の何が凄いってさ、途中で言葉を挟むんだよね、この子。「え〜どーしよぉ!?」とか言ったり、リアクションするの。
この手の暗記系ってさ、途中で関係ない言葉を口にすると覚えた言葉が飛んだりするじゃん。だからみんななるべく頭の中で単語を繰り返して、余計なことは言わないようにするじゃない?
でも、桃子は自らリアクションしたり余計な言葉をしゃべったりするんだよ。
「なんか食べ物シリーズも飽きちゃったなぁ〜」とか言ったのもそーだし。言葉を発する余裕があるんだよね、ヤツは。
しかもさ。
食べ物シリーズなら食べ物シリーズで繰り返した方が覚える側は楽じゃん?途中でパイナップルから急にすべりだいに飛んだら、覚えにくいよなぁ、フツー。あとでそこの単語が飛ぶ確率高いじゃん。だけどヤツはやるんだよ、そーゆーこと。
いや。むしろ仕掛けた感じ。舞波に飛ばさせるために、シリーズを変える事で攻撃を仕掛けたように見えた。
そう。舞波と桃子は一見、デットヒートに見えるけどね・・・現場で見ると一目瞭然。
桃子が圧倒的だった。
しかも舞波が同じ公園シリーズで「ブランコ」と続けたのに、次の時にはまたヤツは「えーどーしよぉ」と言いつつ、キョロキョロとあたりを見渡し・・・一言。
ル ’ー’リ<ポスター
またジャンルを変えやがったよ、コイツ!!_| ̄|○
なんかもうね、余裕なの。やることが。
舞波とは器が違うって感じ。3冠王者はダテじゃない。
オンエアーで肝心な4単語が抜けてるせいで、「うに」から「熊井友理奈」に飛んでるように見えて・・・多分、ラジオでしか聞いてないみんなは、「なんだ舞波、急にジャンル変えやがって。よゆーだな!」とか思うかもしんないけど、実際に変えまくってるのは桃子の方なんですよ。
ちなみにポスターから熊井友理奈へ行ったのは、会場にベリーズのポスターがいっぱい張ってあって、桃子はそれを見て「ポスター」と言ったので、舞波はそれを受けてベリーズのメンバーの名前につなげたのね。だからここは、実は連動してるのです。
こう言う因果関係も含めて、この勝負のオモシロさは絶対に現場じゃなきゃ解らないと思われ。
現場で見れた人間の特権ですな。
嗣永桃子の怖さをまざまざと見せ付けられる特権!
現にさ。舞波はラジオで聞いてても解ったと思うけど、声が凄く必死なんですよね。
でも、桃子は声からして余裕。
現場で実際見ててさ、途中から桃子が負ける気はこれっぽっちもしなかったよ。
桃子をなんとか競り負かすために、ガムシャラ必死な舞波と・・・
ル ’‐’リ<熊井友理奈・・・・・・な・・・・・
ル ’ー’リ∩<夏焼雅!!
何故かしりとりで繋げたりしてみんなを笑わせる、余裕綽々な桃子。
勝負が進めば進むほど、力の差は歴然でした。
もはや役者が違う。器が違う。
段々と精神的に追い詰められていく舞波。
そして最後は・・・・
从;’w’)<熊井友理奈・・・夏焼雅・・・
从*’w’)∩<須藤茉麻!!!
よりにもよって、対戦相手の嗣永桃子の名前を飛ばして負けてしまう悲劇!!
色んな意味で、嗣永桃子に完敗だよ、舞波。
なんつーか。一見デットヒートに見えてさ、その実、あれだけ能力の違いをまざまざと見せ付けられた試合は初めてだ。
こーして圧倒的な器の差を舞波に見せつけて、見事勝利した嗣永桃子・・・。
だが桃子の器のデカさは、これだけじゃ終わらない!!
桃子は勝利に喜びつつも、舞波に向け、こう言ったのです!!
ル*’ー’リつ<(私の名前)忘れないでよぉ(ハート
なんかもう、完敗です。嗣永さんorz
こーして。王者VS下克上は、王者が完膚なきまでに舞波を叩きのめし、決勝進出!!!
桃子がBHCチャンピオンへ獲得への切符を手に入れることに、相成りました。